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平成29年第6回たつの市議会定例会(第2日12月14日)

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  1. たつの市議会 2017-12-14
    平成29年第6回たつの市議会定例会(第2日12月14日)


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    平成29年第6回たつの市議会定例会(第2日12月14日)        平成29年第6回たつの市議会定例会議事日程(第2日)                      平成29年12月14日(木)午前10時開議 1 開議宣告   日程第1 一般質問         発言順位及び発言者         ① 11番 松 下 信一郎 議員         ② 10番 永 富   靖 議員         ③ 18番 畑 山 剛 一 議員         ④ 1番 楠   明 廣 議員         ⑤ 8番 原 田 研 一 議員 2 散会宣告           会議に出席した議員   1番 楠   明 廣       4番 木 南 裕 樹   5番 柏 原   要       6番 野 本 利 明   7番 北 川 憲 一       8番 原 田 研 一
      9番 高 岸 博 之      10番 永 富   靖  11番 松 下 信一郎      12番 内 匠 勇 人  13番 赤 木 和 雄      14番 三 木 浩 一  15番 柳 生 陽 一      16番 桑 野 元 澄  17番 角 田   勝      18番 畑 山 剛 一  19番 名 村 嘉 洋      20番 今 川   明  21番 龍 田   惇      22番 横 田   勉           会議に欠席した議員             な   し           会議に遅刻した議員  19番 名 村 嘉 洋          議事に関係した事務局職員 議会事務局長                石 原 徹 之 次長                    安 積   徹 主幹                    河 原 直 也 次長補佐                  矢 本 博 文 主査                    宮 本 義 之       地方自治法第121条の規定による出席者 市長                    山 本   実 医監兼たつの市民病院事務総長        毛 利 好 孝 ふるさと創生部長              連 佛 忠 司 総務部長                  井 上 彰 悟 企画財政部長                菅 原 昌 則 市民生活部長                家   宏 行 健康福祉部長福祉事務所長         小 谷 真 也 こども未来部長               内 見 博 隆 産業部長                  井ノ原 康 宏 都市建設部長                野 本 浩 二 下水道部長                 谷   晴 視 会計管理者                 長 尾   孝 新宮総合支所長               小 川   宏 揖保川総合支所長              伊 藤 裕 明 御津総合支所長               水 野 直 人 ふるさと創生部参事まち未来創造課長    佐 用 永 喜 総務部参事兼総務課長            山 根 洋 二 総務部参事兼危機管理課長          冨 井 俊 則 総務部参事兼納税課長            眞 殿 幸 寛 企画財政部参事兼財政課長          森 本 康 路 市民生活部参事人権推進課長        西 川   廣 健康福祉部参事高年福祉課長        水 田 基 幸 産業部参事兼農林水産課長          小笠原 欣 吾 産業部参事兼農地整備課長          古 林 義 博 都市建設部参事兼用地課長          本 間   宏 広報秘書課長                正 田 晴 彦 情報推進課長                堀   謙一郎 市税課長                  石 井 和 也 企画課長                  家 氏 孝 幸 契約課長                  古 本   寛 工事検査員                 井 口 秀 稔 市民課長                  桝 田 雅 代 国保医療年金課長              和 田 利 惠 環境課長                  石 原 重 雄 地域福祉課長                坪 内 利 博 地域包括支援課長              森 下 美 佳 健康課長                  谷 口 和 己 健康課主席保健師              折 原 敏 美 子育て支援課長               東 元 千代子 こども園推進課長              沖 田 基 幸 商工振興課長                野 勢 孝 幸 観光振興課長                内 田 裕 康 建設課長                  野 村 順 一 都市計画課長                三 木 康 弘 下水道課長                 菅 野 博 人 前処理場対策課長              土 井 輝 秀 会計課長                  山 内 重 憲 たつの市民病院事務局長           神 尾 尚 武 水道事業所長                梶 本 秀 人 教育委員会教育長職務代理者         湯 本 浩 一 教育管理部長                田 中 徳 光 教育事業部長                冨 井 静 也 教育事業部参事人権教育推進課長      中 山 茂 樹 教育事業部参事体育振興課長        西 田 豊 和 教育管理部教育総務課長           森 川 智 司 教育管理部学校教育課長           清 久 利 和 教育管理部すこやか給食課長         村 上 秀 樹 教育事業部社会教育課長           加 藤 真 司 教育事業部歴史文化財課長          岸 本 道 昭 教育事業部社会教育課主幹          喜多村   玲                 開 議 宣 告 ○議長(龍田 惇議員)  ただいまより本日の会議を開きます。  初めに、本日の出席議員数及び地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者の職・氏名につきまして、事務局長から報告いたします。 ○議会事務局長(石原徹之君)  ご報告申し上げます。  まず、本日の出席議員数についてでありますが、本日ただいまの出席議員数は19名であります。  なお、19番名村嘉洋議員から遅刻の申し出がありますので、ご報告申し上げます。
     次に、地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者の職・氏名につきましては、お手元に配付いたしております名簿のとおりでありますので、ご清覧願います。  以上でございます。 ○議長(龍田 惇議員)  以上で報告を終わります。  次に、今期定例会の会議録署名議員については、12月4日の定例会第1日に1番楠明廣議員、4番木南裕樹議員を指名いたしておりますので、両議員、よろしくお願いいたします。               ~日程第1 一般質問~ ○議長(龍田 惇議員)  これより本日の日程に入ります。  日程第1、一般質問を行います。  通告により、順次質問を許します。  初めに、11番松下信一郎議員。 ○11番(松下信一郎議員)(登壇)  議長の許可を得ましたので、通告に従って一般質問を行います。  初めに、副市長と教育長のことについてお尋ねします。  11月の臨時議会で副市長と教育長の人事案件が議案提出されませんでした。他の自治体で市長が人事案件を提出したが、議会が不同意で副市長や教育長が不在の状態になるというのは何回か聞いたことがありますが、人事案件を提出しないというのは聞いたことがございません。市長就任時、我々議会議員との対面式の挨拶で、副市長人事は内部昇格を考えているというふうに市長はおっしゃいました。市長は、長年、市職員として勤務されており、内部昇格となれば、下水道部長、都市建設部長、総務部長として活躍されていたころに育ててこられた人材の中から指名するのだろうというふうに考えるのが自然だと思います。したがって、選挙終了から就任までの期間が短かったとはいえ即断できると私は思います。議案として提出されませんでしたが、副市長と教育長の人事案件を先延ばしにされた理由は何でしょうか、お聞きします。  また、教育長には職務代理者を指名されましたが、教育長は職務内容から考えても常勤者であると、そういうふうに思いますが、業務遂行上、問題はないのかお聞きします。  次に、定例会初日に述べられました所信表明についてお伺いします。  子育て世代や子供たちに優しい施策を重点的に展開するとして、給食費に対する経済的支援、高校3年生までの医療費無料化拡充に早期に取り組むとしておられますが、少子高齢化・人口減少対策の政策としても考えておられると思いますが、以前にこれと同じような施策として小学校4年生から中学校3年生までの医療費を無料化にしたことがございます。その政策が人口減少の歯どめになったかという検証を、我々会派でちょっとやってみました。別表にまとめておるんですが、平成23年度からスタートした事業ですから平成24年と平成29年の人口で比較してみました。  その結果、14歳以下では954人の減少、15歳から64歳では4,431人の減少となっています。つまり、この数値を見る限りでは、人口減少対策としては効果的な政策ではなかったのではないかというふうに思われます。そこで、お聞きします。私たちは会派でそういうふうな結論を得たんですが、市長はどういうふうにお考えになったんでしょうか、それをお聞きします。  また、早期に実現すると言われておりますが、財源の捻出はどのようにされるのか、お聞きします。  次に、特別職の給与削減、既存事業の見直し、行財政改革の推進に取り組むとしておられますが、市長、副市長、教育長の給与だけを削減するのでしょうか。議員報酬や非常勤特別職の報酬はどのように考えておられるのか、お聞きします。  最後になりますが、市民病院の経営健全化を図ると、このようにおっしゃってますが、具体的な数値目標は設定されるのでしょうか、それをお聞きします。  以上、よろしくお願いします。 ○議長(龍田 惇議員)  市長。 ○市長(山本 実君)(登壇)  11番松下信一郎議員のご質問のうち、1点目のご質問の副市長と教育長についてお答えいたします。  まず、1番目のご質問の副市長と教育長の人事案件を先延ばしにした理由についてでございますが、副市長につきましては、現時点におきましては職員からの登用を前提に考えており、この場合、年度途中での人事異動が伴うことになります。市長に就任し、行政を取り巻く社会情勢を把握した上で、本市が抱えている今日的課題に対応すべく、新たな組織・機構を構築しなければならないと考えたとき、年度途中での人事異動をすることよりも、市政全体を俯瞰し、副市長に係る人事案を決定するほうが得策と考えたところでございます。  また、教育長につきましては、本市の教育行政を推進するにふさわしい人物の了解を得るのに時間を費やしているところでございますので、何とぞご理解をいただきたいと存じます。いずれにいたしましても、しかるべき時期に人事案件の提案をさせていただきたいと思います。  次に、2番目のご質問の教育長には職務代理者を指名したが業務遂行上の問題はないのかについてでございますが、議員ご高承のとおり、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律が平成27年4月1日から施行され、教育委員長と教育長を一本化した新教育長を置くこととされております。ただし、在任中の教育長につきましては、教育委員としての任期が満了するまで、現行制度の教育長として在職するものとするとした経過措置が設けられており、本市においてもその措置がとられておりました。本年11月12日付で前教育長が辞任された時点で新制度に移行となり、新たに教育長が選任されるまでの間は、市長が教育委員のうちから教育長の職務を行う者を指名することとなっており、11月13日付で湯本教育委員教育長職務代理者として指名し、現在に至っております。  以降、職務代理者は常勤ではございませんが、教育推進に停滞を起こすことはならないとのご自身の強い意志のもと、教育委員会の責任者として粉骨砕身、本市教育振興に努められているところでございます。ご指摘の業務遂行上の問題でございますが、先に述べましたとおり、職務代理者が常勤でないことによる決裁事務の遅れ、会社経営上の外せない業務の際の連絡体制づくり、政治的中立性が確保された執行機関である教育委員会が私に判断を求められる機会が増える等ございますが、教育委員会と事務局が一体となり新教育長が選任されるまでの間、湯本職務代理者には本市教育の低下を招くことなく事業推進に努めていただいているところでございます。  次に、2点目のご質問の所信表明についての1番目の給食に対する経済支援、高校3年生までの医療費無料化拡充への早期取組についての1つ目の中学3年生までの医療費無料化が効果的な政策であったとは思えないがどのように考えているのかについてお答えいたします。  急激に進展する少子高齢化の克服は、全国共通の課題であり喫緊に対処すべきであることは、議員と思いを同じとするところでございます。議員がお示しの別表でございますが、そのデータが示しますとおり、平成24年度と平成29年度の人口動態を比較すれば、合計値でマイナス2.9%といった結果でございます。  医療費負担に対する公的支援は、福祉医療の概念からスタートし、昨今は多くの地方公共団体で実施されております。本市は、県内でも早い段階から特色ある福祉医療サービスとして積極的に取り組んできたことは、議員ご高承のことと存じます。少子高齢化・人口減少対策は、一つの施策だけで解決できないことは衆目の一致するところと存じます。さまざまな政策パッケージを総動員して、創意工夫をしていかなければなりません。  一方、人口動態についてご質問の中学3年生医療費無料化を実施した平成23年度を挟む、平成22年度と平成27年度の国勢調査の結果を比較いたしますと、本市はマイナス3.8%、県下41市町中21位という状況でございます。また、西播磨地域で見ますと、平均でマイナス4.5%でございました。深刻な人口減少社会にあって、これらの状況を類推いたしますと、効果的な政策ではなかったとまでは言い切れないと考えております。  少子高齢化対策に特効薬はございません。本市におきましては、第2次たつの市総合計画はもとより、たつの市まち未来創生戦略に掲げる「雇用創生」「人口還流」「若者未来」「地域活力」の4つの目標に向かって、多様な施策を総合的に展開することで少子高齢化の克服に取り組んでまいります。  また、施策の推進に当たりましては、取組の成果を把握、検証し、次の施策や事業に反映できるよう、PDCAサイクルによる管理を行ってまいります。  次に、2つ目の財源の捻出につきましては、今後、厳しい財政状況が見込まれる中、制度を維持していくためには、歳入歳出の両面からさまざまな手法により財源の確保が必要となってまいります。所信表明で申し上げました特別職の給与削減、行財政改革の推進など行政コストの削減、既存事業の見直しにつきましては、選択と集中により事業の重点化を図るほか、ふるさと納税の一部を活用することにより財源を確保し、財政の健全化を維持してまいります。  次に、2番目のご質問のうち、1つ目のご質問の特別職の給与を減額する対象についてでありますが、市長、副市長、教育長の三役だけを対象として考えております。  次に、2つ目のご質問の議員報酬や非常勤特別職の報酬はどのように考えているのかにつきましては、平成22年2月22日に、木南岩男氏を会長とするたつの市特別職報酬等審議会から答申されており、県内の全市及び人口規模、産業構造が類似する全国の自治体の状況、一般職の職員の給与改定の状況を総合的に勘案した結果、県内各市及び類似団体との比較においても均衡がとれており、特に改定を考慮する要因もないことから、市三役及び市議会議員の報酬等について据え置くことが適当との答申を得て今日に至っております。  その後、7年を経過していますが、一般職の職員の給与状況につきましては、微減に留まっていること、さらに県内各市の特別職の報酬額に係る現行の水準は、本市の規模にあっては、平成22年当時と同様に適切、妥当であると考えております。したがいまして、議員報酬や非常勤特別職の報酬につきましては、改定の要はないものと考えているところでございます。  しかしながら、私といたしましては、選挙公約として、厳しい財政状況にあることを承知の上で、給食費の経済的支援や高校3年生までの医療費の無料化を提言させていただいております。これらを総合的に勘案した上で、私の在任中におきましては、新たに選任しようとする副市長及び教育長の理解のもと、自主的に給与を削減したいと考えております。  なお、特別職の職員の給与に関する条例の一部改正につきましては、しかるべき時期に上程いたしたいと存じますので、その節にはよろしくお願い申し上げます。  次に、3点目のご質問の市民病院の経営健全化を図ろうとしているが、具体的な数値目標を伺うについてお答えいたします。  市民病院の経営健全化に係る数値目標に関しましては、本年第1回たつの市議会定例会において、赤木和雄議員のご質問にお答えしたように、基準内繰入での黒字化と考えております。具体的には、キャッシュベースで前年度比1億6,000万円の医業収支改善を目標としておりましたが、本年2月分から10月分の9カ月間の累計では、約1億3,000万円の改善を実現しているところでございます。  しかしながら、今年度は地方公営企業法施行令等の改正に伴う会計基準の変更により、新たに翌年度の賞与引当金を計上することから、単年度の影響には留まりますが、これに関する赤字は避けられない見通しでございます。  なお、平成30年度に関しましては、新病院建設に伴う機器整備の起債償還が一段落したことから、機器更新に必要な経費を含めても繰入基準額は約3億円となる見込みでございます。  今後も、さらなる医療体制の充実と健全経営に向け、鋭意努めてまいりますので、何とぞご理解を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(龍田 惇議員)  11番松下信一郎議員。 ○11番(松下信一郎議員)  副市長の内部昇格の件ですが、今現在、じゃ、この人をというふうな気持ちはもう決まってるんだけど、実際に後の人事ですね、誰かを副市長に昇格させれば、現在の人事の形態に少し問題が生じると。だから、先送りしたんだということだったと思うんですが、平成22年だったかと思うんですけど、西田市長のときに副市長がたしか企画財政部長をされていた方が昇格されて、企画財政部長が不在という時期があったんですよ。そのとき、たしか市長は総務部長だったか、どちらにしても部長をされてたと思うんです。だから、そういうことがあったんで、今おっしゃったことというのは、やっぱり職員の皆さんに理解をいただいて、副市長というものはやっぱり置くべきだと、早くね。というふうに私は思うんですけどね。  ここにいらっしゃる方で、その副市長を決めたために部長が不在になった期間があったというのはたしか覚えておられる方もいらっしゃると思うんですよ。そういうふうなことで対応するということはできないんですか。 ○議長(龍田 惇議員)  市長。 ○市長(山本 実君)  私も退職しましてから約5年ぐらいかかってます。ですから、今の部長と腹を割って話をしたことも最近ありませんので、そういうとこがありまして、意中の職員ですか、そういうのはいるんですけど、やはりその方と腹を交えていろいろと将来のたつの市について議論して、そういうとこで決めたいと思っておりますので、ちょっと時間を要すると思います。 ○議長(龍田 惇議員)  11番松下信一郎議員。 ○11番(松下信一郎議員)  私、ちょっと恥ずかしいんですけど、会派の者とも話してたんですけど、副市長っているのが当たり前みたいに思っていたんですよ。それで、今回、副市長と教育長が不在になったんで、副市長とか教育長ってどんな仕事してるんやろと思って見てみたんですよ。そうすると、教育長というのはこんな仕事をするというのは結構書いてあるんです。ところが、副市長ってこんな仕事をするというのがないんですよ。書いてあるものが。市長は、副市長ってどんなことをするのが職務だというふうにお考えですか。 ○議長(龍田 惇議員)  市長。 ○市長(山本 実君)  市長は、最終的に判断するのが市長です。それまでの判断をするまでのいろいろな考え方ですか、職員から上がってきた考え方、そういうことを取りまとめて最終的に市長のほうへ話を持っていくと、そういうふうなやはり職員の総まとめと思っています。 ○議長(龍田 惇議員)  11番松下信一郎議員。 ○11番(松下信一郎議員)  結局、市長がおられて、副市長がおられて、部長さんがおられると。結局、副市長って市長と部長さんの間のパイプ、調整役みたいな非常に気持ちの上で大切な仕事をしてるんじゃないかと思うんですよ。ですから、今のような状態ですと、幹部職員さんに不安感を与える。市民にしても、やっぱり市長が替わられて、まだ、いまだに副市長が決まらないんだということがすごく心配というか、そういう気持ちになると思うんですよ。  ですから、今、市長はできるだけ早い段階でお決めになるとおっしゃいましたが、私はやっぱり極端な言い方をすれば、4月まで待たずにでも決められるものであれば決めるということをされたほうがいいと思うんですが、そのあたりはどうでしょうか。 ○議長(龍田 惇議員)  市長。 ○市長(山本 実君)  できるだけ早く決めたいと思っております。 ○議長(龍田 惇議員)  11番松下信一郎議員。 ○11番(松下信一郎議員)  それから、教育長のほうなんですけれども、教育長もいろいろな業務があると思うんですが、そのうち先ほどおっしゃった人事ということがあります。教育委員会の人事、教育委員会部署の人事、そのことについてはやっぱり4月には何らかの形であると思うんです。それについてはやっぱり現実に教育長という人がいなかった場合、それについても多少、支障が出たり、それと教育長がいないために、市長がやるべき業務というのが物すごい拡大されていって大変になるんじゃないかと思うんですよ。そのあたりどうでしょうね。 ○議長(龍田 惇議員)
     市長。 ○市長(山本 実君)  現在、湯本教育長職務代理者にお願いしておりまして、十分できると思いますんで、その点よろしくお願いします。 ○議長(龍田 惇議員)  11番松下信一郎議員。 ○11番(松下信一郎議員)  市長ができる言うとんのに、わしが無理やろなんて言いませんので、じゃ、頑張ってください。  それじゃ、次に、医療費の無料という、このことについては市長が今おっしゃったことでやりたいということでね。私も市長がおっしゃっているようなことというのは、この基本計画、基本構想ね、ここのどれに該当するんだろうなということでちょっと調べさせてもろたんですけど、実際には基本構想、基本計画については、市長は議員という立場でこれ議決されたんです。  ですから、当然そういうことって十分踏まえた上で、この施策をいろいろ考えて提案されたと思うんですけど、これをずっと全部見たら、このことに関して関係するなという施策が3つあったんです。  まず、1つは、子育て支援の充実というのが施策17であるんです。もう一つは、施策27で、義務教育の充実というのがあるんです。それから、施策46で、行財政改革の推進とあります。そこの中で、これにちょっと関係することが出てくるんですが、実際に、例えば子育て支援の充実というところでは経済的支援の充実というのがあるんです。ここには出生祝金や各種手当の支給、チャイルドシート購入の助成をはじめ云々と書かれてあるんです。ここでは給食費とか医療費とか、そういうようなものを支援するような方向性を出すというふうなことは書かれてないんです。  もう一つの義務教育の充実のほうでも、学校給食の充実というのがあるんです。ここも食文化や伝統食を理解し何とかかんとかと書かれてあるんですが、学校給食のいわゆる給食費の負担金を減額していこうというような方向性が見えるようなことが書かれてないんです。  もう一つは、行財政改革の推進のところでもそうなんですが、今まであった合併特例債が使えなくなりますよと。それから、地方交付税も減額されてきます。非常に厳しい財政状況が将来展望されていると。そういう中にあって、継続的に安定した財政基盤を築かないといけないというふうなことが書かれてあるんですけど、市長も議員時代に、よく現在のたつの市の財政状況を見て、民生費が非常に増えておると。これについては考え直さなあかん、よく見直してというふうなことをおっしゃってました。そのおっしゃってたことと、今、提案されている医療費を無償化したり、学校給食費を無償化にしたりというのは、ちょっと私合わないような気がするんです。  市長はいろんな市民の方のご意見を聞いた結果、これが必要だと判断されて出されたと思うんですが、今までいろいろと検討してでき上がった基本構想、基本計画とちょっと離れてるんで、職員の方は市長の提案で戸惑いってありませんか。 ○議長(龍田 惇議員)  企画財政部長。 ○企画財政部長(菅原昌則君)  総合計画に関する中身のご質問ということで、私のほうからお答えさせていただきます。  まず、総合計画そのものは、これを策定した時点の市政の中で基本的にその時点である施策をもとに積み上げていって構成しているというところでございます。したがいまして、現市長が多くの市民の負託を得て掲げられた政策、これの支持があってご当選、ご就任されたということで、今後その施策についてはもちろん今ある総合計画を見直していくという過程で組み入れていくということになろうかと思います。  趣旨といたしましては、今、議員さんがおっしゃられたように17番の子育ての施策、充実ですね。そういったところの経済的支援の中に包括的に参酌されてくるのかなということは想像しております。もちろん、それと併せまして、施策の41ですか、これはふるさとたつの創生ということの中で、まち未来創生戦略、ここに冒頭の市長の答弁でもございましたように、4つの柱がございます。例えば若者未来という柱がございますので、その中に創生戦略の個別の事業としても、医療費の支援であるとか、子供の経済支援、そういったものがございますので、そういったところの中で新しい政策を位置づけていく作業に今後取り組んでまいりたいと思っています。  なお、ご指摘のそういった財源も含めて扶助費の見直しであるとか、もろもろのそういった再構築というんですか、見直しにつきましては、これもご指摘、今、おっしゃられた施策46番目、行政改革の推進というところで、これはもう不断の取組をしていかなければならないと思っています。具体的には、この総合施策46を踏まえて、行政改革推進実施計画を策定してございます。その中で、13ぐらい項目があるんですけれども、その中の1つとしても扶助費あるいは補助費、給付金等の見直しなどというのもございます。いろんな面からの見直しを含めていって、今後のそういった財源の確保にも取り組んでまいりたいと考えています。 ○議長(龍田 惇議員)  11番松下信一郎議員。 ○11番(松下信一郎議員)  この基本計画を作るに当たって、アンケートをとってますよね。市民のアンケートの結果を見て、例えば子育ての環境なんかについてどうなんかみたいなんが出てます。そこを見せていただきますと、どんなまちを望んでいるのかという中に、子育て環境の中には子育て家庭に対する経済的支援の充実というのは、これは43.1%の方が望んでいるという結果が出ているんです。全体で見ても、子育て支援や保育サービス等が整った安心して出産、子育てができるまち、これを約40%の人が望んでおる。  そういうふうなことをもとにしても、今、市長がおっしゃっているようなことについては、それはやったらいいと思うんですよ。ただ、私たちが心配なのは財源なんで、今、財政部長がおっしゃってくださるんですけど、ここで、今、現在で市長がおっしゃっている医療費とそれから学校給食を無料化するとすれば、どれぐらいお金かかるんかということをちょっと確認しておきたいと思うんです。  まず、学校給食費です。これは平成29年の予算では学校給食費負担金、この予算が2億円です。2億円上がっているんですね、平成29年。これ自校方式が入ってないですよね。もし自校方式の負担金、自校方式も負担金があるはずなんです。それはどれぐらいなんですか。 ○議長(龍田 惇議員)  教育管理部長。 ○教育管理部長(田中徳光君)  小学校の児童数、中学校の児童数ということで考えますと、自校方式は今のところ2,708人ということで、これは小学校だけでございますが、一応そういう人数を捉えております。掛ける4,300円ということで、全体で言いますと、小学校が給食センターも入れてですけども1億8,520万円余り、中学校が1億200万円余りということで、合計ですと、市内全体で計算しますと2億8,720万円という程度になります。 ○議長(龍田 惇議員)  11番松下信一郎議員。 ○11番(松下信一郎議員)  今のは自校方式。 ○議長(龍田 惇議員)  教育管理部長。 ○教育管理部長(田中徳光君)  すいません。自校方式だけですと、1,200万円という形になります。 ○議長(龍田 惇議員)  11番松下信一郎議員。 ○11番(松下信一郎議員)  じゃ、自校方針の負担金というのは、そんなに大してないいうことやな。1,200万円で言われました。そんな少ないんかな。まあいいですわ。じゃ、給食費は合計で2億1,200万円ぐらいということですね。 ○議長(龍田 惇議員)  教育管理部長。 ○教育管理部長(田中徳光君)  申しわけございません。自校方式ですけども、掛ける11カ月ということで1億4,448万円という形になります。申しわけありません。 ○議長(龍田 惇議員)  11番松下信一郎議員。 ○11番(松下信一郎議員)  それでは、給食費の今現在、子供たちが負担しているお金というのは合計しますと3億4,000万円ほどということですね。  じゃ、次に、医療費は、現在やっております小学校4年生から中学3年生まで、これ直近の平成28年度の決算ですと、扶助費が1億3,000万円です。これは、もし高校生を無料にした場合、大体どれぐらいになるというふうな試算ありますか。 ○議長(龍田 惇議員)  市民生活部長。 ○市民生活部長(家 宏行君)  ただいまご質問の高校生を3カ年、例えば無料化した場合ですけど、これ厚生労働省の資料から推計させていただいたんですけど、これでいきますと、15歳から19歳まで、高校生が含まれる年代の1年当たりの医療費が大体7万円使われておりまして、この分の個人負担分が高額療養費とかの制度を含めますと、大体22%が個人負担金ということで、1人当たり約1.6万円になるわけです。実際、3カ年の人数が2,400人ございまして、実際に1.6万円、2,400人を掛けますと、大体4,000万円弱ぐらいになります。  これは雑駁な推計でございますが、今のところやっておりませんので、大体4,000万円前後あたりかなという推計を出してございます。 ○議長(龍田 惇議員)  11番松下信一郎議員。 ○11番(松下信一郎議員)  そうすると、2億円と1億4,000万円と4,000万円、これだけの財源が必要になってくるということですよね。市長は、要するに健全財政を維持するために、これからいろんなことを集中と選択でやっていくというふうにおっしゃったんですが、市長はこういうことをおっしゃっているんです。都市計画税、これもできたら少なくしていこうということも考えとんやみたいな話もされてましたよね。そういうことを考えて、本当にこの財源をひねり出すためには相当な苦労が要るんじゃないかというふうに思うんですよ。今日はその議論をするわけじゃないんで、今、市長がお考えになっている施策を実行しようと思えば、今、聞いたようなお金が要るんだということを、ここでみんな共通認識してもらえばそれでいいと思うんです。  その次に、お聞きしますが、市長、要は三役、市長と副市長と教育長3人の給与減額を期限つき、つまり在任中というふうにおっしゃいました。やったらいかんとは言いませんけど、基本計画に書かれているんですけど、持続可能な健全財政の運営って書いている。市長がおられる4年間はそういう削減をして、少しでもいわゆるコスト削減に取り組むんだと。でも、市長が替わられますと、またもとに戻るというような、要は継続可能というふうな考え方、そういう視点からいくとちょっと、市長の思いは分かるんですよ。思いは分かるんですけど、そういう施策っていかがなものかなと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(龍田 惇議員)  市長。 ○市長(山本 実君)  いろいろ選挙公約にそういうふうなことを書いておりますので、これは実行していきたいと思います。予算につきましては、行革とかいろいろ考えまして、本来の歳入ですか、それを捻出するようにいろいろと検討したいと思います。先ほど言いましたような給食費、医療費につきましては、慎重に今後検討していきたいと思いますので、ご理解願いたいと思います。 ○議長(龍田 惇議員)  11番松下信一郎議員。 ○11番(松下信一郎議員)  決算のたびに示されているいろいろな指数というのがあります。こういうふうなことをやっても、いわゆる安定した財政状況を保つためというのは、例えば財政力指数とか、実質収支比率とか、経常収支比率とか、公債費比率とか、将来負担率とかいうのはいろいろ出されています。こういうのをその数値として、市長がおっしゃったようなことを実行していくと。そういったときに、この数値をどういうふうに見ていけばいいのかなと思ったときに、ここの数字に注視しておいてくれというようなところは、どういうようなところなんでしょうか。 ○議長(龍田 惇議員)  企画財政部長
    企画財政部長(菅原昌則君)  平成20年ごろだったかと思いますが、いわゆる財政健全化法というのが施行されたところでございます。そういった中で、健全化につきましては主に4つの指標がございます。実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、そして将来負担比率、一部公営企業に関しましては資金不足比率というのもございます。現在は、そういった主な指標数値をもとに中長期的な財政指標というのを見ているのが主なところでございます。 ○議長(龍田 惇議員)  11番松下信一郎議員。 ○11番(松下信一郎議員)  財政健全化法の話はよく分かりましたが、要するに、今やろうとされていることを実際にやられますと、例えば経常収支比率はたつの市は八十何%だったっけ。 ○議長(龍田 惇議員)  企画財政部長。 ○企画財政部長(菅原昌則君)  平成28年度決算の時点で87.6%でございます。 ○議長(龍田 惇議員)  11番松下信一郎議員。 ○11番(松下信一郎議員)  いや、87.6%いうのは分かってるんやけど、目指している数字ですね。目指してる数字ってあったん違うんかな。 ○議長(龍田 惇議員)  企画財政部長。 ○企画財政部長(菅原昌則君)  経常収支比率そのものは、先ほど申し上げた財政健全化法ができる以前は随分主要な指標の一つにございましたけれども、今の健全化法ができましてからは、どちらかというと参考指標になっているかというふうに位置づけております。  したがいまして、総合計画の中の行革目標のところでも、どちらかというと申し上げた実質公債費比率であるとか、健全化指標を主にしております。ただ、もちろん今もそれの指標を軽視しているわけでは決してございません。あくまで兵庫県内あるいは全国の平均の経常収支比率よりはまだそんなに高くないほうというか、並程度かというふうな位置づけかと思っておりますけれども、そういった健全化、その指標も十分に留意しながらそういった健全な数値は維持していきたいと思います。 ○議長(龍田 惇議員)  11番松下信一郎議員。 ○11番(松下信一郎議員)  おっしゃるように経常収支比率というのは浮き沈みがありますからいいんですけど、私が一番気になっているのは、これをやっていくうちに、今年もやってるんですが、いわゆる基金の取り崩しをしてでもこの事業をやらなければならないというふうな状況が訪れた場合、基金を取り崩してやっていこうと。今、たつの市は合併後ずっといろんな努力をしてきて、基金は増やして借金は減らしてということをずっとしてきたわけです。12年間。それで非常に今、いい数字になってきているんです。  これが、もしこういうふうなことをやることによって、将来の負担比率ですね、子供たちや子育て世代のためにやることが将来の皆さんが負担する比率というのが上がることになるという可能性ってあるわけです。その辺はちゃんと見きわめて、それは見きわめてやってくださるとは思うんですが、その辺を念頭に置いてやっていただきたいなと。  将来負担比率というのは、たつの市、これを出しなさいという制度ができてからなんですけど、168.7%やったんですね、一番最初。それがずっと努力されていて、平成28年には38.0%まで落ちてるんですよ。ここに書かれているのは45%以下で推移したいということを書かれているんですが、3億円を超えるお金ってすごいお金なんで、将来負担比率というのに影響が出ないような状況を作ってからこれを実行するというふうな考え方のほうが私はいいんじゃないかというふうに思ってるんですが、そのあたりはどうでしょうか。 ○議長(龍田 惇議員)  企画財政部長。 ○企画財政部長(菅原昌則君)  今、ご指摘の将来負担比率につきましては、普通会計が将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模に対する比率で、350%以上が健全化基準となっているところでございます。数値の変遷につきましては、今、ご指摘のとおりの数字かと思います。今後、基金の額につきましても、確かに今までは積み立てを積み増ししてきたところでございます。今後、やはり普通交付税におきましても、合併特例の特例が年々削減されていくといった中で、非常に厳しい運営は想定されてございます。  加えまして、国のほうも標準財政規模に対する保有基金額の比率、これについて多い自治体、特に地方公共団体、基礎自治体等で多いところはいかがなものかなどというような動きもございます。それらも含めまして、なかなか今後積み増しをしていくというのはそれなりに厳しい時代が来るだろうと。もちろん、そのためにこれまでしてきたところでございますので、そういったところご指摘のことは十分に含みながら、肝に銘じながら取り組んでいく、そういうふうにしていきたいとは思います。 ○議長(龍田 惇議員)  11番松下信一郎議員。 ○11番(松下信一郎議員)  最後に、市民病院のことをお伺いします。所信表明に市民病院につきましては、市長就任後、改めて昨今の市民病院の地域医療への貢献と経営努力には胸を打たれた次第ですが、その経営については関係する皆様と胸襟を開いて、将来に向けて、より簡素で効率的な経営形態のあり方を議論し、経営健全化を図ってまいりますというふうに市長はおっしゃっています。じゃ、どういう状態が経営健全化なんやということで、今、数値をお聞きしたんですが、病院事業の資金不足比率は平成28年度の決算では8.2%、前年は9.9%ということで、要は手持ち資金が不足している状態だと。これは解消できるというか、市長が書かれているように、もう経営努力をされていると、その結果が出ていると、それについて胸を打たれたというふうな表現されてるんですけど、実際に平成29年度にどのぐらい改善されていて、資金不足比率というのはどういうふうに改善されるのかという具体的な数字、お分かりでしょうか。 ○議長(龍田 惇議員)  医監。 ○医監兼たつの市民病院事務総長(毛利好孝君)  今ご質問のありました資金不足比率でございますけども、市長の答弁の中にもございましたように、実は本来であれば今年度よりもかなり下がる見込みでございますけども、公営企業法の改正の会計基準の改正ということで、賞与引当金が資金不足比率の計算に上がってまいりますので、先ほどありましたキャッシュベースでは今年度かなり改善するんですが、資金不足比率自体は10%をぎりぎり切るぐらいというのが今の状況でございます。 ○議長(龍田 惇議員)  11番松下信一郎議員。 ○11番(松下信一郎議員)  平成30年度の予算がまた出てきますんで、そのときに実際に病院の状態とかそういうのをまたいろいろとお聞きしたいと思います。  あと、所信でございますので、関係する皆様と胸襟を開いてとあるでしょう。この胸襟を開いてというのは、私すごく気になって、今までで市長や病院経営に関しては全職員一丸となってとずっと言われていたと思うんですよ。そういう評価を市長はできなかったということなんでしょうか。わざわざ胸襟を開いてというお言葉を使うということは、今までああやって全職員一丸になって病院経営を考えるんやとずっとおっしゃってましたよね。それに対して、市長はいろいろと質問もされておられましたけど、じゃ、これからは胸襟を開くけど、今まではそういう状態ではなかったというふうな判断をしておられるんでしょうか。 ○議長(龍田 惇議員)  市長。 ○市長(山本 実君)  そういう判断じゃなしに、全員で考えるということは大変いいことなんですけど、やはり専門的なところがたくさんありまして、そういうところを考えてそういうふうな文言で言わせていただきました。 ○議長(龍田 惇議員)  11番松下信一郎議員。 ○11番(松下信一郎議員)  私も専門的なことって本当に分からなくて、何回か会派で病院に行って勉強させてもらっても、本当に理解しきるというところまで行ってないんです。そういう意味でいろいろとお互いに勉強していって、これから市民病院の経営健全に向かって力を出し合うと。  実際に、市長のお考えを聞きたいんですが、議論をすると書かれていたんです。じゃ、例えば組織的にこういうふうなものを作ろうと、こういう組織でこういうものを検討していこうということを具体的に今、頭の中にあられますか。 ○議長(龍田 惇議員)  市長。 ○市長(山本 実君)  それは病院ですか。 ○議長(龍田 惇議員)  11番松下信一郎議員。 ○11番(松下信一郎議員)  組織です。経営をよくするための。 ○議長(龍田 惇議員)  市長。 ○市長(山本 実君)  病院のですか。 ○議長(龍田 惇議員)  11番松下信一郎議員。 ○11番(松下信一郎議員)  病院の。 ○議長(龍田 惇議員)
     市長。 ○市長(山本 実君)  それはまだ、はっきり言いまして、考えておりません。これから検討していきたいと思います。 ○議長(龍田 惇議員)  11番松下信一郎議員。 ○11番(松下信一郎議員)  病院を建設するときに、何か委員会みたいなんがあって、私もそこに1年だけ出させてもらったことがあるんですが、そういうことがあったんですが、これから本当に病院を経営するためにはどんなことをやっていったらいいんだろうかというのは、いわゆる病院の先生方と職員さんだけじゃなくて、一般の職員の方も含めて、経営というのは要は入ってくるお金が増えて、出ていくお金を減らせば利益が出るわけなんで、それだけを考えれば簡単なことなんですけど、やっぱりそこに病院というのは専門的なことが入ってくるのでということで、私たちもいろいろと病院経営について工夫をされている市を研修に行こうというふうに思ってるんですが、今までもいろいろと研修に行ってきたんですが、我々議員がいろいろとやって経営ができるような、そんなレベルやないというふうな講義が多いんですよ。でも、実際には我々議員もそういう改善に向かって努力せなあかんということは事実なんで、ぜひ市長、早い段階で病院のことを一生懸命に議論する、そういう組織ですか、それを作っていただきたいなというふうに思います。どうでしょうか。 ○議長(龍田 惇議員)  市長。 ○市長(山本 実君)  そのように一応考えておりますので、近々のうちにはまたご相談させていただきます。 ○11番(松下信一郎議員)  終わります。 ○議長(龍田 惇議員)  ここで、暫時休憩いたします。  再開は11時です。             休   憩  午前10時53分             再   開  午前11時00分 ○議長(龍田 惇議員)  休憩前に引き続き、会議を再開いたします。  次に、10番永富靖議員。 ○10番(永富 靖議員)(登壇)  それでは、私はJR竜野駅の周辺整備事業についてお伺いいたします。  市長は、当選後の記者会見で、JR竜野駅の周辺整備事業について道路整備は計画どおり実施するが、駅の橋上化は、長年の懸案として残っている鉄橋のかけかえ工事の結論を待って行うため延期すると言われております。この件について、かけかえ工事の結論はいつごろ出ると考えておられるのですか。  また、道路整備の効果が半減すると思われませんか。  次に、計画どおり特例債の活用により橋上化を進めるほうが得策と考えるのですが、お考えを伺いたいと思います。 ○議長(龍田 惇議員)  市長。 ○市長(山本 実君)(登壇)  10番永富靖議員のご質問のJR竜野駅の周辺整備につきまして、1番と2番のご質問は関連がございますので、一括でお答えいたします。  議員ご高承のとおり、山陽本線の揖保川鉄橋は、上り線が大正10年、下り線が大正14年に建設され、上り下り線とも現在で築90年以上経過しております。平成26年12月たつの市議会定例会におきましてお答えしましたとおり、JR西日本に確認しましたところ、定期的な検査、維持管理を行っているため、現時点では鉄橋の改修計画はないとの回答でございます。しかしながら、災害等により鉄橋のかけかえの可能性も否定できないことから、現在、国土交通省及びJR西日本と調整を行っており、早期に結論を出したいと考えております。  また、竜野駅を中心とした周辺地域には、本市の立地適正化計画に掲げた都市機能誘導区域として位置づけており、本事業は道路等を含めた一体的な整備を進めていく方針であり、議員ご指摘のとおり、その整備に合併特例債を活用することは有効な手段であると認識しております。  一方、JR西日本は、将来負担となる人件費や維持管理費等の理由から駅舎の整備に関して消極的な姿勢でございまして、平成25年度から駅舎の橋上化に向け協議を重ねてきましたが、現在のところ合意に至っておりません。  このように方針に相違があるため協議は難航しておりますが、早期合意に向け、引き続き粘り強く協議を進めてまいりたいと考えております。  いずれにいたしましても、竜野駅を中心とした地域のにぎわいと活気あふれるまちづくりの実現には、駅舎の橋上化は必要不可欠であるものと考えておりますので、何とぞご理解を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(龍田 惇議員)  10番永富靖議員。 ○10番(永富 靖議員)  ちょっと前後するんですけども、市長は、それではJRが消極的であるのではっきりしないと言われた感じもするんですけども、計画として見直すと言われているのではなくて、交渉してできるなら橋上化は特例債を使ってやろうと考えられているのですか。 ○議長(龍田 惇議員)  市長。 ○市長(山本 実君)  そのとおりでございます。やる意思は十分持っております。 ○議長(龍田 惇議員)  10番永富靖議員。 ○10番(永富 靖議員)  分かりました。それやったら結構なんです。そのような経過が分からずにして、市長の考えとして橋梁はめどが立つまで当面見送るんだという解釈をしてたんですけども、それは私の間違いという考えでよろしいんでしょうか。 ○議長(龍田 惇議員)  市長。 ○市長(山本 実君)  先ほども言いましたように、JRが消極的やということです。そういうことを聞きましたんで、できるだけ早い時点で協議をして許可をいただくように進めているところでございますので、そのようにご理解ください。 ○議長(龍田 惇議員)  10番永富靖議員。 ○10番(永富 靖議員)  JRも今までの公営じゃなくて、できるだけ経費節減ということも考え、どうしても渋るようなことがございますけれども、やはりまちづくりにおきましては竜野駅というのは重要なポイントじゃないかと思います。そういう意味では、できるだけ譲歩してでも橋上化はお願いしたいと思うんです。  ただ、一つ関連してまいりますのが、橋梁のかけかえです。これは市長はどのようにお考えになっておりますか。 ○議長(龍田 惇議員)  市長。 ○市長(山本 実君)  考え方といいますと、どういうふうな考えなんですか。 ○議長(龍田 惇議員)  10番永富靖議員。 ○10番(永富 靖議員)  やはり橋梁かけかえが必要であると考えられておられるのか。もちろんできるだけ早急にかけかえがあれば望ましいと思われているのか、これは国任せでいいと思われているのか。 ○議長(龍田 惇議員)  市長。 ○市長(山本 実君)  それはJRの鉄橋の話ですね。鉄橋の話は、ご存じのように河川断面を侵しておりますので、昨日も国土交通省の所長が来られまして、その話もちょっとしたんです。そうすると、やはりなかなかJRにお願いするのも難しいし、国土交通省が直すのも難しいと。現在もそういうふうに十分、あれぐらいの鉄橋やったら流れないいうんですね。国土交通省も。ですから、本来からいうたら河川断面を侵しとうから許可を出しとう国土交通省が言うたらええんですけど、なかなかそれも言えないということを言われてました。本当は流れて上げていただいたら一番いいんですけど、これはなかなか難しいことらしいです。ですから、あの状態で駅舎もやっていくというふうに考えております。 ○議長(龍田 惇議員)  10番永富靖議員。
    ○10番(永富 靖議員)  1つに、あそこの部分は河川改修をしないと総合的に進まないと私は考えるんです。特に、揖保川の正條付近、一番今まで鉄橋が問題になって、どうしても河川改修が遅れてしまっている。特に、畳堤防云々というような話で何かお茶を濁しているという部分、そういう面では安全・安心なまちづくりを含めまして大変遅れていると私は考えるんです。そういう意味では、ぜひとも国交省との交渉をもっと強力に押し詰めて、せめて調査費でも付けていただけるような活動を市長、熱意を持ってやっていただきたい。また、我々も市民として応援していきたいと思うんですけど、いかがお考えでしょうか。 ○議長(龍田 惇議員)  市長。 ○市長(山本 実君)  昨日、国土交通省の所長か来られまして、そういうふうな鉄橋が低いいうことで河川断面を侵しとうということで下流のほうの木が生えているところを切ったり、土をのけたり、そういうことは国土交通省のほうで去年ぐらいからしているんです。そういうことをやらせていただきたいと言われてました。  それで、鉄橋のほうは、私とこは市のほうからいろいろと上げてほしいとか、そういうことは口頭では言えますけど、やはりJRが本来からせなあかんことで、国土交通省が許可をおろしてますから国土交通省が、やはりそういうふうな違反でしたら違反だということで改善を出してもらわないけませんので、おいおいにつけて、そういうふうなお話はさせていただきたいと思いますけど、要望書を出すいうことは一度、考えさせてください。 ○議長(龍田 惇議員)  10番永富靖議員。 ○10番(永富 靖議員)  結局、そこの鉄橋を含めまして、竜野駅を含めて高架的なものにしてしまうと、全て竜田線の県道も含め、馬路川の排水の部分も含めて、竜野駅周辺というよりか、もう揖保川地区のまちが大変変わっていくと思うんです。そういう意味で、少しでも積極的な提案を、立場が違うことは分かるんですけども、でも、やはり地元住民としての部分をもっと強力的に進めていってほしいと思うんですけど、お考えをお願いいたします。 ○議長(龍田 惇議員)  市長。 ○市長(山本 実君)  永富委員にはそのように言われますんで、ぜひそういうふうに積極的に進めていきたいと思います。 ○議長(龍田 惇議員)  10番永富靖議員。 ○10番(永富 靖議員)  ありがとうございます。市長も市議時代に、揖保川鉄橋に関しては関心を持っておられると思います。その点はよくご理解いただいていると思いますので、何とぞよろしくお願いいたします。  それと、もう一つは、竜野駅に戻るんですけども、市長も言われているように有利な特例債の活用並びに竜野駅が今のままでは結局もたないと思うんです。JRとして余り手を付けてほしくないと言われながらも相当老朽化しておるもんですから中途半端なてこ入れをするぐらいなら、ここで思い切って特例債が使える間に橋上化することに、もちろん簡易なものといったらおかしいですけども、10年ほどでもいいような長期的な大きなものじゃなくても、架設的なものでもいいですから、そういうような橋上化することによって、せっかく作った道路、北と南の両方から上がれるというような、利用することによっていかに道路が活用されると思うんですけども、いかがなもんでしょうか。 ○議長(龍田 惇議員)  永富議員、議長の許可を得て発言するようにしてください。 ○10番(永富 靖議員)  はい、失礼いたしました。 ○議長(龍田 惇議員)  都市建設部長。 ○都市建設部長(野本浩二君)  JRの橋上化につきましては、まずJR西日本側が本線の網干駅から西側の駅については、できるだけ簡素化をしたいというご要望がございます。  また、それも含めまして、できるだけそれから西の駅につきましては、人件費であったりとか、維持管理費がかかると、そういった面で余り前向きな姿勢を示しておってないです。ただし、あくまでも市長から説明がございましたけども、立地適正化計画の中でJR竜野駅につきましては、交通の拠点として位置づけされておりますので、それについてはJR側は十分理解を示しております。ということで、現在のところ、そういったことを総合的に含めまして協議中でございますので、ご理解のほうよろしくお願いいたします。 ○議長(龍田 惇議員)  10番永富靖議員。 ○10番(永富 靖議員)  JRとしては、やはり経営の問題でいろいろと言ってくると思うんですけども、たつの市のちょうど表玄関と言われている本線竜野駅というものをもっと考えていただきたい。また、周辺のまちづくり、人口減少の部分に関しての開発という意味では、やはり竜野駅というのは重要なものだと私は考えます。そういう意味で、JRが難色を示すなら、仮に私の私案でございますけれども、管理、受託ぐらいまで踏み込んだ提案もしながら、もう少し頑張っていただきたいと思います。最後に一言だけ、市長、お願いいたします。 ○議長(龍田 惇議員)  市長。 ○市長(山本 実君)  慎重に検討させてください。 ○議長(龍田 惇議員)  10番永富靖議員。 ○10番(永富 靖議員)  ありがとうございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(龍田 惇議員)  次に、18番畑山剛一議員。 ○18番(畑山剛一議員)(登壇)  18番公明党の畑山です。議長により発言の許可をいただきましたので、事前に提出しております通告書に従いまして、一般質問をさせていただきます。市長をはじめ関係理事者の皆様、よろしくお願いいたします。  1問目、認知症対策についてお伺いをいたします。  誰でもなり得る病気、認知症は早期診断、早期治療が大切だと言われています。65歳未満で発症する若年性認知症の推定患者は、全国で約3万8,000人とされ、社会問題化しています。物忘れが出たり、仕事や生活に支障を来すようになっても、年齢の若さから認知症と疑わなかったり、病院で診察を受けても鬱病や更年期障害と間違われることもあって診断までに時間がかかってしまうことが多いそうです。  また、若年性認知症の介護は長期にわたることが予想されるそうで、診断までに時間がかかることから早めに受診を行い、早めに治療を行うことで症状の進行を遅らせたり、生活の改善を図れると言われています。そこでお伺いをいたします。  本市では、75歳以上の高齢者のところへ訪問し、認知症のチェックを行っているという他市にはないとても良い取組をしていただいております。しかし、本人、家族のためにも認知症の早期発見、また若年性認知症対策としては、早くから見つける必要があると思います。そこで、まちぐるみ健診、本市では市民総合健診でありますが、この健診とともに認知症検診も行ってはどうかお聞きをいたします。  次、2問目、駅駐車場、駐輪場についてお聞きをいたします。  市内の主要な駅に安価な駐車場、無料の駐輪場を設置していただいて駅を利用される方にとってはとてもありがたいことであると感謝をいたしております。過日、市民の方から、本竜野駅駐車場にとめていた車に大きな傷を付けられていて、誰がやったかも分からない。この方は他に同じように車の被害で悩む人が出るかもしれないので何かいい対策はないでしょうかというお話をお伺いしました。駅駐車場は便利ではありますが、不特定多数の方が利用していることから、どうしてもいたずらや犯罪に巻き込まれやすい状況にあります。  そこでお聞きをいたします。1番、地元警察署に被害状況や被害件数を尋ねると、姫新線本竜野駅、新宮駅、本線竜野駅のそれぞれで器物損壊や車上狙いの事件は起きているという報告を受けました。本竜野駅東駐車場には防犯カメラを設置していただけるということでありますが、車に対しての犯罪だけではなく、駅を利用する女性や学生のためにも他の駅にも防犯カメラの設置が必要だと思いますが、いかがでしょうか。  2番目、終電後の駐車場敷地内が暗くて怖いと言われる女性や女子学生の声を聞きます。たくさんあるうちの数カ所でも常夜灯にすれば、さらに防犯対策になると思いますが、いかがでしょうか。  3番目、防犯対策ではありませんが、駐輪場で雨の日にかっぱを着用したり、自転車の施錠の脱着などで利用者が困っている姿をよく目にします。駐輪場に対して雨よけの屋根を設置すれば、なお利用者に喜ばれると思いますが、いかがでしょうか。  最後に、3問目、市役所前駐車場ゲートの撤去についてお聞きいたします。  本当に駐車を必要とする来庁者や高年齢者、体の不自由な方が困っておられ、長年の課題でもありました本庁舎、体育館の周辺駐車場について、平成26年の6月定例会でも一般質問させていただきました。当時の市長、部長をはじめ職員の皆様が一生懸命、対策と調査を重ねて、目的外利用を減らしていこう、長時間利用の抑止となるように、また弱い立場の人のためにとの理由でゲートの設置を行ったと思います。  他市にあるような有料駐車場でもなく、90分は自由に駐車ができる、来庁者に喜んでいただいているという今の現状に調査という理由ではありますが、何の不都合があって駐車場のゲートを開放するのかお尋ねしたいと思います。  1番、本当に駐車を必要とする来庁者や高年齢者、体の不自由な方が喜んでおられる現状に、市長公約されておられる駐車場ゲートの撤去、そのための調査、ゲートの開放をどのような理由で行われるのかお聞きをいたします。  2番、12月1日からの2カ月間の調査ということでありますが、駐車場利用者をこの2カ月間で操作するということも可能でありますし、年末年始も挟む時期で調査期間が短く、丁寧さに欠けるのではないでしょうか。  3番目、11月13日の初訓示で、仕事をする上で大切にしてほしいことは、若者、障害者、女性、高齢者などの立場に立って物事を考えることと職員の方々に呼びかけられたと思います。駐車場ゲート撤去のどこが障害者と高齢者の立場になって考えられるのか、お聞きをしたいと思います。  以上、よろしくお願いします。 ○議長(龍田 惇議員)  市長。 ○市長(山本 実君)(登壇)  18番畑山剛一議員のご質問のうち、3点目のご質問の市役所前駐車場ゲートの撤去についてお答えいたします。  まず、1番目のご質問の駐車場ゲートを開放した理由についてでございますが、市議会議員時代から市長選挙期間にかけて、多くの市民の方々と意見交換する中で、駐車場ゲートに対する意見を多く聞かせていただきました。その中には、利用しやすくなったという声もお聞きしましたが、それ以上に、ゲートのカードが取りにくい、混んでいないのにカードをとる手間や1時間半を過ぎれば印鑑をもらいに行かなければならないという等の苦情も多くお聞きしたところでございます。  そこで、今回、駐車場のあり方を検討すべく試験的にゲートを開放し、その状況を把握したいと考えた次第でございます。  次に、2番目のご質問の調査期間が短く丁寧さに欠けるのではないかについてでございますが、試験期間を12月と1月の2カ月間としましたのは、あくまでも状況を把握することが目的であり、調査をしていく中で、必要があれば期間の延長も考慮したいと考えております。  なお、現在の調査につきましては、午前7時、午前8時30分、10時30分、午後1時30分、午後3時30分、午後5時の1日6回、駐車台数をカウントしております。また、一晩中とめている車両がないか、庁舎に用事がなく長時間とめている車両がないか等についても調査をしているところでございます。  次に、3点目のご質問の駐車場ゲート撤去のどこが障害者と高齢者の立場に立っているのかについてでございますが、駐車場内には障害者枠を5枠確保するとともに、1台の駐車枠も従前に比べ広いスペースを確保しており、高齢者にも駐車しやすいよう工夫を凝らしているところでございます。  いずれにいたしましても、行政といたしましては、市民の立場、特に社会的弱者と呼ばれる方々の生活の質を向上できるように意を用いてまいりたいと考えておりますので、何とぞご理解を賜りますようお願い申し上げます。  その他のご質問につきましては、健康福祉部長都市建設部長が答弁をさせていただきます。 ○議長(龍田 惇議員)  健康福祉部長。 ○健康福祉部長福祉事務所長(小谷真也君)(登壇)  引き続きまして、1点目のご質問、認知症対策について、認知症の早期発見、若年性認知症対策として、まちぐるみ健診時の認知症検診の実施についてお答えいたします。
     議員ご高承のとおり、若年性認知症は64歳以下で発症する認知症の総称で、進行が早い、発見のおくれ、診断までに時間がかかるなどの課題がございます。また、厚生労働省が平成21年に発表した若年性認知症の実態等に関する調査結果の概要によりますと、18歳から64歳の人口10万人当たりの若年性認知症者は47.6人と推計されております。人口換算いたしますと、本市の若年性認知症者は、約20人と推計することができます。  ご質問の市民総合健診とともに認知症検診を行ってはどうかについてでございますが、本市の64歳以下の方の市民総合健診受診割合は、人口換算の受診率で約6%、人数にいたしますと、約2,100人でございます。この数値から察すると、市民総合健診時に若年性認知症の方を発見できる確率は極めて低いと考えざるを得ませんので、議員ご提案の市民総合健診時に認知症検診を実施することにつきましては、効果が小さいと考えております。しかし、市民総合健診の機会を、認知症啓発の一つの機会として検討してまいりたいと考えております。  現在、本市におきましては、市内の企業において認知症サポーター研修を実施し、若年性認知症の気づきの啓発活動にも取り組んでいるところでございます。また、かかりつけ医認知症対応力向上研修、物忘れ相談、認知症初期集中支援事業など、さまざまな認知症関連の事業を展開しているところでございます。  今後におきましても、若年性認知症を含め、増加が予測される認知症者対策として、早期発見・対応、早期治療を図ってまいりますので、何とぞご理解を賜りますようよろしくお願いいたします。  なお、たつの市民病院では、本年度から、新たに物忘れ外来を開設し、専門性の高い医療の提供、若年性認知症の診断にも努めております。議員の皆様におかれましても、市民から認知症の相談を受けられた場合には、市民病院をご紹介してくださいますようお願い申し上げます。 ○議長(龍田 惇議員)  都市建設部長。 ○都市建設部長(野本浩二君)(登壇)  引き続きまして、2点目のご質問の駅駐車場、駐輪場についてお答えいたします。  まず、1番目の駅駐車場への防犯カメラの設置についてでございますが、たつの市営駐車場のうち、駅周辺には、JR山陽本線の竜野駅に4カ所、JR姫新線の本竜野駅に2カ所、同じくJR姫新線の播磨新宮駅に2カ所の合計8カ所の駐車場を設置しております。そのうち、本龍野駅東駐車場につきましては、車両被害が頻発しており、早急に対応する必要があるため、今期たつの市議会定例会におきまして、議案第63号の一般会計補正予算に計上し、防犯カメラを設置する予定でございます。  議員ご指摘のとおり、駐車場への防犯カメラの設置は、防犯上有力な手段と考えておりますので、本竜野駅東駐車場以外の駐車場につきましても、各駅での被害状況や周辺環境等を勘案し、防犯カメラの設置につきまして調査・研究してまいります。  次に、2番目のご質問の常夜灯による防犯対策についてでございますが、現在、駅周辺の市営駐車場につきましては、駅利用者の利便性を図ることを目的に設置したことから、照明灯は終電到着後30分程度の後に消灯させております。議員ご指摘のとおり、常夜灯にすれば防犯対策の効果も望めると考えておりますが、夜間を通しての点灯につきましては、青少年の健全育成や周辺環境への影響などを勘案し検討する必要がございますので、現地確認や住民意向を調査の上、総合的な観点から判断していきたいと考えております。  次に、3番目のご質問の駐輪場の雨対策についてでございますが、平成28年第4回たつの市議会定例会におきまして、高岸博之議員のご質問にお答えさせていただいた内容と同様となりますが、現在検討を重ねているところでございます。  その内容といたしましては、現在、事業推進しております竜野駅周辺整備事業におきまして、新たに駐輪場を整備する予定としており、その事業効果や利用状況等を検証し、その検証結果や駅利用者のニーズ及び民間事業者の経営状況などのバランスを考慮して、駐輪場の整備方針を検討していきたいと考えております。  いずれにいたしましても、駅利用者が安全で安心して利用ができるよう努めてまいりたいと考えておりますので、何とぞご理解を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(龍田 惇議員)  18番畑山剛一議員。 ○18番(畑山剛一議員)  最初に、認知症対策をお伺いしたいと思います。今のお話では、極めて少ない対象者ということなので、たつの市においても若年性いうたら20人ぐらいじゃないかいうことなんですけど、一応軽度認知症なんかの場合は、若年性だけに限らず、チェックテストを行ったりするいうことで、最新の医療検査を無料で受けられたり、また、新薬開発につながっていくというようなこともそういうホームページとか、そんなんもあったりして、早めに見つけるいうことが大事なんで、確かに若年性いうことだけについては、少ない数かもしれませんけれども、認知症を早く見つけていくということについては、市民総合健診の中でやっていくということは有効的なことやと思ったんですけど、数的には現状少ないと思います。  それで、質問が変わりますけれども、今年度は国でも国家戦略の一つとして、認知症にかなり力を入れておられるんですよね。多分ご存じと思いますけど、この早期診断に対応していかなあかんのですけど、これが国でも柱として掲げたんやけれども、なかなか難航しているということです。  その1つは、例えば認知症の専門医、専門医の定義もまだ難しいらしいんですけど、専門医というのが不足している状況なので、地域包括支援課の方々でケアマネジャーさんとか知識のある人が対応していただいていると思うんですけど、発見していくという発見も現実的にはどこまで発見できているのかというところの不安も、僕もあったりするんで、認知症いうのはひょっとしたら僕も当然なるかもしれませんし、皆さんにおかれても高齢化の社会の中で当然なっていくと思うんで、今現状は健診とともに認知症検診をするというのはあんまり効果的じゃないかもしれんけど、おいおいこういうことは取り組んでいくべきことやと思うんですけれども、どうでしょうか。 ○議長(龍田 惇議員)  健康福祉部長。 ○健康福祉部長福祉事務所長(小谷真也君)  おっしゃいますように、市民総合健診の中で認知症の検査、チェックシート等を使ってするということについてどれぐらいお金がかかるかというような試算も見積もり等をとってしたことがございます。集団健診の場合ですと外注しておるんですけども、そこから見積もりをとりますと、やっぱり1件当たり1,000円程度のお金が発生してくるということで、若年性認知症に限らず、市民総合健診を全部受けられている方全体でいいますと、大体7,800人ぐらいおるんですけど、相当なお金になってくるということで、集団健診の中でしていくというのはやっぱり効果的にちょっと小さいというようなことです。  今、市のほうで実施しております方法としては、先ほどおっしゃられましたように、できるだけ早期発見ということは新オレンジプランの中にも書かれておりますし、たつの市としては当然予防の段階で実施しておりますのが、例えば認知症に関する出前講座であるとか、いきいき百歳体操というのをしておりまして、それによって認知症にできるだけなりにくくするというようなことであるとか、もう一つ、広報のほうにも出ておりましたけども、小さい方にも認知症についてよく知っていただくということで、認知症キッズサポーター講座というのを、小学校のほうに出向いて行ってするというようなこともしております。  それ以外に、次の段階で予防から今度、気づきということで、いかに早く認知症の方を発見していくかということで、最初の答弁でも申し上げましたように、かかりつけ医の方、医師会のほうと連携いたしまして、やはり全ての先生に認知症はどういう状況やというのを把握していただくということで、かかりつけ医の認知症対策向上力研修というのと、病院に勤務されていく医療従事者の方に対してもそういった研修をしておりまして、その実績を申し上げますと、平成27年度に若年性認知症の方1人の、多分若年性認知症と違うかというのを市のほうに報告を受けて確認して、若年性認知症であるということが判明したということがございます。  認知症の方の発見につきましては、昨年度ですとかかりつけ医さんのほうから13件の報告事例がございました。それ以外に、例えばこういった赤とんぼ連携ノートというものを作っておりまして、自分が認知症になったときにどうするとか、それまでいろんなことを書いておいたりするようなことをこの中に書いておりますので、そういうのを配るというようなこともしております。  それから、初期集中支援チームによる支援、報告があった場合にするというようなこともしております。次の段階で、今度は治療とか診断の段階に入っていきますと、初期集中支援チームの方が行って本人をサポートするだけではなく、家族の方についてともそういった相談等を受けてケアしていくというような体制も整えております。  それ以外に、認知症になってしまったら今度は地域で守っていくということで、徘徊の高齢者の家族支援サービスで例えばGPS、今年度からは靴の中にGPSを入れてどこにいるか分かるというようなのを貸し出ししたりするというようなこともしておりますし、以前からしておりましたのは、ピカッとシューズということで、シューズの後ろに番号を書いて、その番号を見たらどこのどなたか分かるというような施策とかもしております。  ちなみに、認知症の方の把握の方法でいろんな方法がございまして、本人と家族の気づきであるとか、見守りの目で民生委員さんなんかから入ってくる場合と、あと医療機関から、先ほど言いましたように医療機関から報告がある場合。  それともう一つ、在宅介護支援センターの実態把握、最初の質問の中にもございましたけども、そこからも非常にたくさんの事例といいますか、違うかというのが入ってきております。在宅介護支援センターにつきましては、市内で実態把握、これは75歳以上の方の独居の方を対象に年間で3,000件ぐらいずっと回っていていろんな調査をして、生活困窮であるとか認知症とかいろんな検査をしていきます。  そういったところから入ってくるわけですけども、去年の段階で、この人認知症と違うかなというようなことが480件ぐらい入ってまいりまして、それらについてチーム員会議というのを月に1回のペースで開催しまして、その中で認知症かどうかというようなことを検討してまいります。480人のうちで、昨年度でいいますと129名の方が認知症、または先ほどもいいましたMCI、認知症の初期の段階と違うかなというようなことで、その方については初期集中支援チームのほうでケアをしているというような状況でございます。 ○議長(龍田 惇議員)  18番畑山剛一議員。 ○18番(畑山剛一議員)  部長に今、お話していただいたように、認知症対策について高齢者福祉全体については非常に力を入れてやっていただいていることは、僕もよくお話を聞いたりして、たつの市としては本当に熱心にしていただいていると感謝しとんですけど、今回の訪問で認知症のチェックですよね、たくさん見つけていただいたということなんですけど、心配なんはこれ以下の世代の人、若年性いうたら51歳とかもっと若い世代ですけど、75歳以下の人の対策というとこで、仮にこの人らが家族から病院へ行って検査してきいとか言われても、なかなか自分が認知症やいうのん納得できひんいう人が多かった。  やっぱりそんな中で、例えば任意でもそういう健診時にできたらいいんじゃないかなということで提案させていただいたんですけど、75歳以下の人に関しては、今どのような取組でやられとってですか。認知症対策。 ○議長(龍田 惇議員)  健康福祉部長。 ○健康福祉部長福祉事務所長(小谷真也君)  75歳以下の方につきましては、やっぱり先ほど言いましたように、家族の方の気づき、多分認知症と違うかなというような話がございましたら、地域包括支援課のほうに連絡がございます。連絡があって、多分認知症と違うかなと思うんやけども本人が行かへんねんやと病院に。いった場合には市の職員が出向いて行って、状況等を確認した上で病院に行くように促すというようなこととか、もう一つ、たつの市でしておりますのが、運転免許証の自主返納についても、市の職員が行って運転免許証を返したほうがええん違うかなというようなことを本人に言って、例えば今までの実績でいいますと、5名の方が自主返納に応じられたというような事例もございます。  それ以外に、見守りの目ということで、民生委員さんとかから入ってくるというのが、先ほど申し上げました129件のうちで大体25%ぐらいが民生委員さんであるとか、近所の方から、あの人認知症と違うかなというような報告を受けて、市の職員が行って確認をするというようなことをしております。また、34%ぐらいが気づきで、家族からの申し出等というような状況でございます。 ○議長(龍田 惇議員)  18番畑山剛一議員。 ○18番(畑山剛一議員)  分かりました。これから取り組んでいっていただけるでしょうということなんで、これは県内でもまだまちぐるみ健診なんかと一緒にしとうところいうたら少ない。来年、姫路市なんがちょっとやってみようかなというところもあったんで、近隣よりいち早くたつの市が取り組めたらいいんじゃないかなということもあって、ちょっと提案をさせていただきました。  最後に、お話の途中でさせていただいたんですけど、国で不足していると言われている認知症の専門医、さっきお話ししたみたいに定義いうのはまだ国でもどこまで分かったら専門医なんかいうのはまだはっきりしていない、今後詰めていかなあかんとこなんですけど、たつの市としては、この専門医的な、今、認知症と分かったらつなげてるとことかあるとは思うんですけど、考え的にはどのように、多分これから熱心に取り組まなあかんことやと思うんですが。 ○議長(龍田 惇議員)  健康福祉部長。 ○健康福祉部長福祉事務所長(小谷真也君)  認知症の専門医がどの段階になったら認知症の専門医やというのはちょっときっちり把握してないんですが、たつの市で認知症の初期集中支援チームに協力をしていただいております認知症関連の専門の先生といたしましては、揖保川病院の古橋委員長にお世話になっているのと、西播磨疾患医療センターの樫林先生にお世話になっているのと、もう一方が、神戸大学の名誉教授の前田先生という方が、神戸市の認知症の専門医の関係をされているので、その方もたつの市の事業に対して非常に興味を持っておられて、できたらたつの市の状況等も把握したいし、助言等もしたいという申し出を受けております。現在のところは、古橋院長と樫林医師の2人にお願いして初期集中支援チームが把握してきた方々を認知症かどうかという判断をそれらの先生方に仰いでいるというような状況でございます。 ○議長(龍田 惇議員)  18番畑山剛一議員。 ○18番(畑山剛一議員)  分かりました。それでは、先進的にやられとんで、いろいろ考えて取り組んでいただけたらと思います。  それでは、2問目の駅駐車場、駐輪場についてお伺いをさせていただきたいと思います。  今のお話では防犯カメラは検討していこうというそれぞれの駅にというお話もありましたし、終電後の30分たったら防犯灯が消えるんやということは担当の方からお聞きしたんで分かってましたけれども、これもせめて1カ所、2カ所でも付ければ全然違うと思いますんで、またしっかり検討していただけたらと思います。  カメラについては、いろんな自治体で取り組んでおられます。特に公営の駐車場、駐輪場については、いたずらだったり、自転車の盗難というのもあるんで、カメラは付けることによってどこの自治体を見ても、付いてから犯罪が激減したということなんで、僕が地元のたつの警察に行ったときにも、刑事部長の担当の方にお話をお伺いしたんですけど、やっぱりそういうふうに市として取り組んでいただいたら本当に犯罪の抑止力になるから助かるんやということも言われてましたんで、今後の検討課題ということなったんで、しないとかするとかいうことではないんで、いいほうに改善できるように取り組んでいただけたらありがたいと思います。  駐輪場の屋根については、今お話があったんですけど、これもそれこそ調査してというお話やったんですけど、今の現状では、駅の近くに行ったらあそこで困っている人がいます。屋根があるからないからといったら、ぜいたくとかいろいろあるかもしれませんけど、駅まであの人らがぬれんと構内まで行けたら本当にありがたいことやと感謝されると思うんです。調査いうのは、例えばどんな形の調査を考えておられるのか、教えていただけたらと思います。 ○議長(龍田 惇議員)  都市建設部長。 ○都市建設部長(野本浩二君)  現在、調査いいますのは、定数があるんですけども、定数の中に例えば不法自転車もございますけども、利用者の方が例えばどのあたりから来ているか、例えば遠距離であったり近距離であったりとか、そのあたりも全て調査いたしまして、それと自転車以外での通行が可能であるか、または仮に屋根を付けた場合に有償になるケースがあった場合、あなたはどうされますかと、そんな形のアンケート調査も含めて、それでしたら屋根は不要であるとかいうケースも出てくるかと思います。したがいまして、いろんなアンケートを調査した上で調査研究させていただきまして、決定していこうというふうに考えております。  以上です。 ○議長(龍田 惇議員)  18番畑山剛一議員。 ○18番(畑山剛一議員)  屋根を設置するいうことになったら市民サービスが有料になることもあり得るということになりますか。 ○議長(龍田 惇議員)  都市建設部長。 ○都市建設部長(野本浩二君)  申し上げにくいんですけども、駅周辺には民間の自転車預かり屋さんがございます。そういったこともございまして、無償で全く民間が経営されている自転車屋と同じ条件で自転車がとめられるとなりましたら、当然、民間が営業されている自転車屋については、恐らく営業のほうの利益が下がると思います。そういったことも含めまして、今後検討させていただきたいということでございます。 ○議長(龍田 惇議員)  18番畑山剛一議員。 ○18番(畑山剛一議員)
     分かりました。周りの状況もありますんで、利用者が喜べる方向で、なおかつ市としていろいろ考えて取り組んでいただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。  では、最後の3問目、駐車場のゲート撤去についてお話をお伺いしたいと思います。  これについてはご答弁いただいたので当事者の山本市長にお聞きしたいと思います。駐車場はゲートがあって確かにありがたいという声もありますし、ちょっと迷惑やいうか困るなという声があるのは、私も事実、いろんな市民の方からお話をお伺いして耳にはさせていただいております。しかし、僕がお話を聞くところでは、やっぱりありがたいという声は当然お年寄りだったり、体の不自由な方、障害者枠はとってあるというお話もありましたけど、当然どうしても市役所に用事があるんやという、仕事の関係であったりとかで来られる方についてはありがたいなという声を聞きます。当然、それとは反対に困るという方もおられるんですが、これについては市長はどのような方からお聞きしたかは、相手がそれぞれ僕が聞いた人、また市長がお聞きした人と違うので、これは仕方がないところもありますけど、僕が聞いた分では、遊びに行きたいからあそこで当然市役所はよく目立ちますし、そこへみんなで乗り合わせてとめたいんやと。せやけど、あれになったらちょっと困るなみたいな、そういう声があるんですけれども、市長がお聞きした反対、迷惑とは言い過ぎかもしれませんけれども、ないほうがいいなという声はどのような声だったですか。 ○議長(龍田 惇議員)  市長。 ○市長(山本 実君)  私、市内をずっと選挙期間中も議員の時代も回りまして、やはり市役所に来るのに玄関から入りたいと。玄関が閉まっていて入りづらいと。そして、実際に今現在もそうですけど、皆さんも今日駐車されたと思うんですけれども、状況としてはゲートがなかってもやはり空いてます。市のほうで調査もしておりまして、議会があるときは85%ぐらいの枠で閉まっているらしいですけど、ほかのときは30%とか、そういうふうに空いてます。  現状を見ましたら、空いているのを私の市長室から毎日時間があったら駐車場を見とんです、実は。12月1日から、どういう状況かということで。そしたら、十分スペースもあると。夜間とめられている方もまずいらっしゃらないと、そういうことがありまして、やはり玄関から市役所のほうへ入っていただく。今日議員の皆さんも駐車された方は、できるだけ正面にはとめんと、できたら南のほうへとめていただきましたら、市民の皆さんが近くにとめられるということもありますんで、長期的にこういう会議をしまして長くとめられるときは、できましたら南のほうへとめていただきましたらもっと助かりますんで、このことはご協力のほどお願いしたいと思います。十分空いているということだけお伝えしておきます。 ○議長(龍田 惇議員)  18番畑山剛一議員。 ○18番(畑山剛一議員)  今、12月1日から調査していただいて、今現状は空いてるということですが、確かに私もとめに来させていただいて、以前に比べてえらい空いとうなみたいな感じは確かにしました。ただ、僕が違うところの集会なりそういう市民の方とお話しするところの感じでは、意見というよりも、これが一つの空いている原因かなと思うのは、駐車場のデートが開放されているということを知ってないんですよね。空いとったんみたいなことを、今空いとんですよと、調査中ですと言うたけど、やっぱり空いてないと認識してれば、当然とめる人はあそこはゲートがあるからということで、特別必要のない人はかわして体育館のほうとか、ゲート外のところにとめると思うんで、これについては難しい。確かに市長のおっしゃられることも分かります。確かに空いとうなと思いますけど、今、分からへんから空いとんじゃないかなというようにも感じるんで。  確かに僕自身も8年余りこちらに来させていただくことがあって、どうしてもとめれへんときも何度もありましたし、駐車場を探し回って、もう委員会なりに遅れそうになることもありましたし、いつ見ても割と結構、前がいっぱい詰まっとったんで、それがあったからこそ当時の調査された職員の方がいらっしゃったんやと思うんです。ただ、今だけ見れば、確かに空いてますけれども、全くそういう考えじゃなくて、弱い立場の人にというところで考えれば、別にゲートがあったってええんじゃないかなと。確かに正面から入りたいかもしれませんけれども、正面はあそこが空いたらT字になっとんのが四つ角じゃないですけれども、駐車場に面して四つ角になるから事故の件数は調査してませんけれども、危ないこともあるんで、別にあそこはふさいどったかいうて、開いてれば出入りはしやすいですけど、そういうところから言うても、調査も必要かもしれませんけれども、必要やから設置されたんであって、あっていいんじゃないかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(龍田 惇議員)  市長。 ○市長(山本 実君)  確かに言われているとおり、やっぱり知らない人がいらっしゃると思います。ですから、一応状況を2カ月程度、調査させていただきまして、現状を見ましてまたいろいろと検討させていただきますんで、決してゲートをとってしまうということじゃないんです。今も置いてますから。今後車が多くなったりしたら、また考えますんで、現在のところはそういうふうな空きスペースもあるいうことで、そういうふうに対応させていただいております。 ○議長(龍田 惇議員)  18番畑山剛一議員。 ○18番(畑山剛一議員)  そしたら、一応ご確認のためにお伺いしますけど、今は試験的に開けていると。このまま継続して、空いて別に不自由なくとめれるんであれば、オープンの状態で置いとくけれども、必要に応じてゲートを利用、それは期間限定なんか長期的なもんか分からないですけれども、そういう時期があれば、それは別に撤去するわけではなく、状況に応じて活用していきますよというようなお答えでよろしいんでしょうか。 ○議長(龍田 惇議員)  市長。 ○市長(山本 実君)  そのとおりでございます。 ○議長(龍田 惇議員)  18番畑山剛一議員。 ○18番(畑山剛一議員)  分かりました。必要に応じてということならば撤去がありきということではないので、今試験的ということについては、特別どうしても反対しなければならないということではないので、それでご検討いただいたらと思います。  ただ、尊称といいますか、大きく考えれば、行政とか市長とか議員とかいろんな立場がありますけれども、若い者、また体の健康な者は、高齢者であったりとか、障害のある人、これが少数の人であったとしても、僕はやっぱりその人らの立場になって考えていくべきやと思いますんで、そのお心はあると思わせていただきたいと思います。  最後にお伝えしたいことがあります。前栗原市長に、退任時に退任されるということでご挨拶にお伺いをさせていただきました。中でも、同じように選挙を戦われたライバル同士の関係ではあるとは思いますけれども、山本市長に対して、次の方も立派な大きなビジョンを持っておられる方なんで、立派な市長になられると思いますというような、そういうエールを送られておられるのをお聞きいたしました。どうか、本市発展のために、また弱い弱者のために尽力をされるような市長になられますことを切望いたしまして、一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございます。 ○議長(龍田 惇議員)  ここで、昼食のため暫時休憩いたします。  午後の再開は午後1時でございます。よろしくお願いします。             休   憩  午前11時57分             再   開  午後 1時00分 ○議長(龍田 惇議員)  休憩前に引き続き、会議を再開いたします。  次に、1番楠明廣議員。 ○1番(楠 明廣議員)(登壇)  議長の許可を得ましたので、通告に従いながら一般質問をさせていただきます。  まず、第1番目に、市の発展について。  所信表明において、第2次たつの市総合計画に掲げる「みんなで創る快適実感都市 たつの」の実現に向けて、希望が持てるたつの市、夢がかなえられるたつの市、みんなで創造するたつの市を築いていくということから、まず、問題を実現化しようと思うのは、センスと時代の先を読むということに尽きると思います。  その中で、小さい1番が、限界集落の発展について。以前の一般質問で、市内の限界集落の有無について質問したところ、市内には2自治会が存在するとの答弁であったが、その限界集落の発展のためにどのような施策を講じているのか。ちなみに、2自治会というのはどことどこかというのを教えてもらいたいです。  小さな2番、市営住宅の建替について。市営住宅をもっとおしゃれなデザインにして建替をしないと、入居者が増えず、建設費が無駄になると考えるが、建替場所、建物の意匠に関しての考え方はどうか。  小さな3番、女性が喜ぶまちづくりについて。定住を促進するには、女性が住みたいと思えるまちを作る必要があると考えるがどうか。  小さな4番、農振農用地の除外について。太子竜野バイパスのランプ周辺(福田、片吹、門前)及び龍野中央幹線沿いに企業を誘致するにしても、市営住宅を建設するにしてもまちの発展には農振除外が必要となると考えるがどうか。  小さな5番、量販店・飲食店の誘致について。量販店や飲食店を市内に誘致するに当たり、企業が元気になる手助けを市が考えないと、まちがにぎわうような企業は来ない。そのため観光客が来訪しても、たつの市内の観光を終えるとほとんどの客は姫路市に行ってしまうが、このことについてどう考えているのか。  また、市内へ量販店・飲食店を誘致するにはどのような企業が考えられるのか。  小さな6番、多文化共生について。たつの市の発展には多文化共生を推進する必要があると考えるが、市長は多文化共生についてどのように考えているのか。  大きな2番、人口減少に伴う問題について。  少子化による人口減少が問題となってきている。本市においても年金制度や地域格差などが問題となっているが、今後、本市において考えられる問題とその対策について伺う。  小さな1番、人口減少に歯どめをかけるための施策や人口増加に対する取組について伺う。  小さな2番、地域によっては人口の増減に大きな差があり、人口が減少している地域への対策をどのように考えているのか。また、地域の格差が広がることにより、その地域に対して多様な見方が増え、人権問題にもなりかねないと考えるがどうか。  小さな3番、少子化問題に対し、今後、出生率を上げるための取組を伺う。  大きな3番、たつの市民病院について。  たつの市民病院理念の一つに、患者を一人の人間として生命、身体、人格を尊重すると同時に、年齢、性別、宗教を問わず平等な医療、看護を提供するとしていることから、下記のことを伺う。  兵庫県立姫路循環器病センターと統合再編が予定されている製鉄記念広畑病院の看護師のクレームをよく聞くため、姫路市医療安全相談窓口の総務担当の男性の方にその旨を伝えたところ、その担当者が余り仕事をしたくないように雰囲気にうつったため、適切な対応を行うよう指導をした経過があります。たつの市民病院では患者に不快な思いをさせ、名札を隠すような看護師や事務職員がいないよう徹底しているのか。  以上、大きな3点、よろしくお願いします。 ○議長(龍田 惇議員)  ふるさと創生部長。 ○ふるさと創生部長(連佛忠司君)(登壇)  1番楠明廣議員のご質問のうち、まず1点目の1番目のご質問の限界集落の発展についてお答えいたします。  議員ご高承のとおり、限界集落とは、過疎化等により人口の50%以上が65歳以上の高齢者となり、冠婚葬祭など社会的共同生活の維持が困難になっている集落のことであり、高齢者割合で見ると、平成27年3月たつの市議会定例会においてお答えいたしました際は、2自治会、水神町、富永一丁目が該当しておりましたが、本年11月末現在では3自治会、水神町、川原町、龍子が該当しております。  市といたしましては、限界集落に限った施策ではございませんが、空き家バンク事業、空き家活用支援事業による空き家の利活用促進や転入者と若者の定住促進住宅取得支援事業、移住応援事業による定住促進を推進いたしております。  今後、これら集落の発展のため、より効果的な事業を検討し、実施してまいりたいと存じます。  次に、3番目のご質問の女性が喜ぶまちづくりについてお答えいたします。  日本創成会議が平成26年5月に行った提言にございますように、人口減少対策として女性が定住することが重要であり、議員ご指摘のとおり、女性が住みたいと思えるまちを作ることが必要と考えております。そのためには、女性の働きやすい職場づくり、子育て施策の充実、おしゃれな都市的空間があることなど、さまざまな視点から取組を進める必要があると存じます。  平成27年、たつの市人口ビジョンの作成に当たって行ったアンケート調査の結果には、足りない施設として、産婦人科、大型ショッピングモール、飲食店等の順で挙がっております。  現在、平成27年10月に策定したまち未来創生戦略の中で、働きやすい環境づくりや子育て世帯に対する支援を主要施策として位置づけ、事業展開しているところでございます。今後におきましても、女性にとって魅力的なまちづくりという視点から事業を検討し、その推進を図ってまいりたいと存じます。  次に、6番目のご質問の多文化共生についてお答えいたします。  我が国において、人口減少社会が進む中、在住外国人の人口推移は増加の一途をたどっています。本市におきましても例外ではなく、11月末現在の市内在住外国人数は21カ国493人で、この5年間で約90人の増加となっており、今後もさらなる増加が予想されます。  本市の多文化共生推進施策につきましては、昨年4月、多文化共生サポートセンター開設を機に、たつの市国際交流協会、教育関係部局と連携しながら本格的に展開しております。  議員ご高承のとおり、外国人生活相談窓口業務、優しい日本語広報誌の発行、在住外国人の就学支援などに取り組んでおります。さらに、9月には米国コビントン市ヘホームステイした中学生の体験報告等を含む多文化共生シンポジウムの開催や、小学5、6年生を対象にした、たつのキッズインターナショナルスクールを開講し、外国人との交流や世界の異文化をゲームやグループ学習を通じて学び、体験する事業を実施しております。  また、12月3日に開催いたしましたWAO楽しもう国際交流フェスティバルは、好天にも恵まれ、多くの来場者でにぎわい、今年は独立行政法人国際協力機構(JICA関西)にも参加をいただき、来場者に国旗のフェイスペイントや民族衣装試着体験コーナーを運営していただきました。また、世界の食や文化に触れる機会とともに、日本の伝統文化を体験できるコーナーは特に人気がありました。  このイベントには、毎年、キッズインターナショナルスクールに参加する生徒が、ブースの看板づくりや当日の受付、英語でのアナウンスなどを受け持ち、ボランティアスタッフとして携わっています。  また、昨年コビントン市ヘホームステイした生徒も高校へ進学し、国際交流協会会員となり、ボランティアスタッフとして参加するなど、それぞれの施策が好循環を生み出し始めています。少しずつではありますが、多文化共生という理念・意識を市全体に広められるよう、今後も継続性を重視し、関係機関との連携を強化しつつ、次世代へつなげられる多文化共生施策を推進していきたいと考えております。  次に、2点目のご質問のうち、1番目のご質問の人口減少に歯どめをかけるための施策についてお答えいたします。  先ほど申し上げましたまち未来創生戦略は、まさに人口減少に歯どめをかけるための平成27年から平成31年度までの施策を示したものでございます。本戦略においては、基本目標として、雇用創生、人口還流、若者未来、地域活力の4つを掲げ、その下に16の施策を設けております。雇用創生には、企業誘致や創業支援、雇用支援など、人口還流には、移住・定住促進、観光誘客など、若者未来には、結婚支援、出産支援、子育て支援、教育支援、地域活力には、公共交通整備、広域連携などの施策を位置づけております。  さらに、施策の下に具体的なアクションプラン事業を位置づけており、平成29年度は86のアクションプラン事業を実施しております。  また、基本目標、施策ごとに成果指標を設け、毎年、事業実施の効果検証、改善を図り、実効性を確保しながら施策を展開しております。  次に、2番目のご質問の人口が減少している地域への対策についてお答えいたします。
     議員ご高承のとおり、市全体として人口の減少が続いておりますが、地域別に見ると人口が増加しているところもあり、減少しているところも、減少の程度はさまざまでございます。これは、市街化区域における宅地化が進んだ地域もあれば、新興住宅地や農村地域、漁村地域もあるといったように市内にはさまざまな地域の特性があることによるものでございます。  先ほど申し上げましたまち未来創生戦略による人口減少対策の推進に当たっては、これらさまざまな地域の特性に合わせて施策を展開していくことが必要と考えております。具体的な事業としては、地域課題に対する市民の主体的な取組を支援する自立のまちづくり事業や輝く地域応援事業によるアドバイザー派遣、小さな拠点整備事業などを実施しているところでございます。  今後におきましても、それぞれの地域の特性を生かしたまちづくりを推進してまいりたいと考えておりますので、何とぞご理解を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(龍田 惇議員)  都市建設部長。 ○都市建設部長(野本浩二君)(登壇)  引き続きまして、まず1点目のご質問のうち2番目のご質問の市営住宅の建替についてお答えいたします。  市営住宅の建替につきましては、日山住宅団地におきまして、現在、建替場所、棟数、工期等計画を策定中でございます。本計画の策定に当たり、入居者に対し住みかえや、家賃等について意向調査を実施いたしたところでございます。その結果、回答者の8割以上の方が日山住宅団地内での住みかえを希望されております。この意向調査結果を踏まえ、さらに、本市の立地適正化計画等を勘案し、日山住宅西側の住宅建替用地を含めた現団地内での建替で検討しておるところでございます。  また、建替後の家賃につきましては、回答者の8割以上の方が、できるだけ少額の増加で納まることを希望されています。建替に係る建設費用は家賃に反映されるため、意匠への過大な投資は困難と考えておりますが、建築物の配置、デザインなどにつきましては、現在のような画一化された建築計画ではなく、入居者の意向や周辺環境に配慮した設計を行いたいと考えております。  次に、4番目のご質問の農振農用地の除外についてお答えいたします。  議員ご指摘のとおり、太子竜野バイパスのランプ周辺及び都市計画道路龍野中央幹線などの地域の中心拠点を結ぶ主要な幹線道路の沿道地の有効な土地利用が行えるよう検討することは、本市におきまして中長期的な視野に立った都市計画を進めるに当たり、必要不可欠なことと認識しております。  一方で、兵庫県では、県の人口や産業の現状等を勘案して、都市の将来像を明確にし、その実現に向け、都市計画の基本的な方向性を示す都市計画区域マスタープランを策定しており、本市の都市計画区域もそこに位置づけられており、これとの整合を図る必要があるため、県との協議を進めているところでございます。  しかしながら、全国的に人口減少が進む中、市街化調整区域内の一団の土地について新たに農振農用地を除外し宅地化することは、具体の計画やその位置でなければならないといった確固たる理由が必要であり、非常に困難な状況でございます。  今後も引き続き、中長期的な視野に立った都市計画を進めるため、農業振興地域整備計画との調整や都市計画の基本理念との均衡を図りつつ、調査・研究を行ってまいりますので何とぞご理解を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(龍田 惇議員)  産業部長。 ○産業部長(井ノ原康宏君)(登壇)  引き続きまして、1点目のご質問のうち、5番目のご質問の量販店・飲食店の誘致についてのうち、まず、企業が元気になる、手助けについてお答えいたします。  平成28年6月、たつの市議会定例会におきまして、議員のご質問にもお答えいたしておりますが、商業施設の進出は、雇用やまちのにぎわい創出及び地域活力の源であると認識いたしております。相手方である企業の意向を踏まえた用地の選定や地元の住民、商工業者との合意形成、市としての受入体制等について調整を行い、企業誘致を推進していくことは責務と考えております。そのため、企業からの問い合わせに対し、スピード感を持って取り組めるよう産業部と都市建設部の関係課で構成するたつの市企業立地促進会議におきまして、情報の収集と共有及び誘致に向けた支援を行っており、先月にも企業から問い合わせをいただき、面談し候補地の紹介を行ったところでございます。  また、市内で創業を計画されている方に対して補助を行う、創業支援事業を平成27年度より実施しておりますが、応募数も年々増加しており、これまでのところ飲食店におきましては、6店舗が新規創業され地域の活性化に寄与していただいているところでございます。  次に、市内へ量販店や飲食店を誘致するにはどのような企業が必要かにつきましてお答えいたします。  答弁により、進出計画に影響があることも考慮されるため、個別具体にお答えすることは、差し控えさせていただきますが、議員ご提言のまちのにぎわいと観光客が訪れ滞在したいと思えるような企業誘致につきまして鋭意努めてまいりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。  いずれにいたしましても、企業誘致の推進に加えまして、地域産業の基盤強化や創業支援等の施策につきまして積極的に取り組んでまいる所存でございますので、何とぞご理解を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(龍田 惇議員)  健康福祉部長。 ○健康福祉部長福祉事務所長(小谷真也君)(登壇)  引き続きまして、2点目のご質問、人口減少に伴う問題についてのうち、3番目のご質問、今後、出生率を上げるための取組についてお答えいたします。  議員ご高承のとおり、本市は、平成27年10月に策定いたしました、たつの市人口ビジョンにおいて、将来人口の展望を示し、平成72年の将来目標人口を6万人といたしております。合計特殊出生率に関しまして、結婚支援や子育て支援、女性の働く環境の向上などに関する施策を実施することにより、策定当時1.43程度であった本市の合計特殊出生率を段階的に上昇させ、平成52年までに人口置換水準である2.07に到達させ、その後も維持していくことを目標といたしております。  具体的に申し上げますと、たつの市まち未来創生戦略、基本目標3「『若者未来』~若者応援戦略により希望を叶える~」に基づき、本年度も結婚支援や出産支援、子育て支援に関するさまざまな事業に取り組んでおります。  なお、厚生労働省が公表した市区町別合計特殊出生率では、平成27年のたつの市の合計特殊出生率は1.53と平成22年の合計特殊出生率1.42より、0.11ポイント上昇しているところでございます。  今後におきましても、少子化対策のために、さまざまな施策を展開してまいる所存でございますので、何とぞご理解を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(龍田 惇議員)  医監。 ○医監兼たつの市民病院事務総長(毛利好孝君)(登壇)  引き続きまして、3点目のご質問のたつの市民病院についてお答えいたします。  市民病院においては、患者様などからの苦情があった場合には、まずはご意見を伺うとともに、可能であれば当該職員からも聞き取りを行った上で対応を決めることとしております。  当然のことながら、職員の接遇に問題があった場合には、当該職員を呼んで個別に指導するのみならず、病院全体で情報共有を必要とする場合には、通知等によって周知を図っております。  また、受付ロビーに市民ポストを設置しており、ここに投書があった場合にも同様の対応をとっております。なお、最近では、入院した際の医療費が高額になるとのことから現金をあらかじめ用意するのが大変であるというご意見をいただいたため、平成29年6月よりクレジットカード及びキャッシュカードでの支払いに対応できるよう端末を設置したところでございます。  職員の名札については、診療上の安全を考慮して通常のネームプレートではなく、制服の肩口に職種と名前を記載したものを貼付しており、エプロンなどを羽織っても名札が隠れてしまわないように考慮しております。  今後とも、患者様に快く医療を受けていただけるよう努めてまいりますので、何とぞご理解を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(龍田 惇議員)  1番楠明廣議員。 ○1番(楠 明廣議員)  余り控えてないもんで、覚えているところから、市民病院のほうからいかせてもらいますけど、名札の問題で、今、医監の答弁で、制服の肩口のネーム、これはどこともがやっているんですけど、これなかなか見えにくいらしいですよ。だから、それよりももっと誰が見ても分かるようにしていかないと、この病院へ行けば親切、丁寧に、気分良く入院できるというのが第一ですよ。  私も過去に行ったときに不快感を持ったこともあるんです。血をとられるときに、後で青々されてもうて何日間も治らなかったことがあるけど、あんまりにぎやかには言ってませんけど、議会の中でも言ったことありますけどね。せやけど、まず、第一に、そういうことをなくしていかないとだめなんですよ。その当時の看護婦なんか笑いもってやってましたからね。そういうことをまず患者の身に、一番最初に言いましたように、患者一人一人の人間としての生命、体、人格を尊重すると同時に、そういった理念の中、看護を提供するという意味をやはり看護婦、医者が皆が自覚しながら仕事をしていくということがまず大事だと思います。看護婦不足というような問題もありますけども、それで弱気になるんじゃなくて、病院での生活も快適にでき、治って喜んで帰ってもらうというのが目的というような形でやってもらいたいと思いますので、肩口のネームなんか、それで安心してもうたら困りますよ、医監。 ○議長(龍田 惇議員)  医監。 ○医監兼たつの市民病院事務総長(毛利好孝君)  先ほど肩口のネームが見えにくいというお話がありました。それは私も病院へ来たときに少し思いました。ただ、それで名札というのも実はそのときに検討したんですけども、実際、患者さんにいろんな治療をするときに、やっぱり名札ですと当たってしまうということで過去の経緯も聞いたところ肩口だったということです。  ただ、確かに見えにくいというのがありますので、今後、制服等を新調しますときに、少し大き目にするとか、もう少し見やすいような形にできればというふうに考えております。 ○議長(龍田 惇議員)  1番楠明廣議員。 ○1番(楠 明廣議員)  誰が見ても分かるようなことということで、一応その確認というものをやはり医監が確認されるのであればしてもらって、これで問題ないだろうという結論でやってもらいたいと思います。そのかわり、医監が認められて、何かまだ見えんとかいうたら医監の責任になってまうけど、そこらはしょうないですわね。頑張ってやってもらいたい。なんせ今の経営戦略、市長も言われてましたけど、今抱えている市民病院の問題というものはいろんな問題がありますから、今後も改善してもらうには、まず、第一にそれからですわね。  それと、一番最初の答弁の中で、ふるさと創生部長が言われた若い人が何を言われたかと、産婦人科の誘致ともう一つ何か言われたけど、何でしたか、それを控えてないけど、大型ショッピングモール、この問題は当然そうなんですよ。そういう話の中で、市長にしても、この間、前市会議員の松井議員が県会議員になられて、なる前にスローガンで産婦人科の誘致ということを言ってるんです。あの人がどこまでの実力があるんか分からない。あの人もある程度、議会人として産婦人科の誘致というものを訴えているんであれば、こんなもんパフォーマンスで言われたら困るんですよ。だから、そういうことに期待を持って、皆さん票を入れられてますからね。だから、市長、県会議員のほうにも県会議員の松井議員にも、あなたの戦略を聞かせてもらいたいということで一遍聞いてもらって、市長と合うようだったらまた産婦人科の誘致というものを早急に取り込んでもらうということでいいと思いますよ。  それと、もう一つ、ショッピングモールの問題ですけども、全国的に一番大きな大型ショッピングモールというのはイオンなんです。イオンのデモというのが昔の二木と書いて、それはほとんど皆さん知っておられると思います。たつのからその方が出ておられますからね。そういった流れでイオンのショッピングモールというのが、この近辺では大津にありますけども、大津とこれだけの人口の中ではたつの市にイオンのモールを持ってくることはまず不可能に近い問題です。  今年の4月から広島の西区のほうで大型のショッピングモールができているんですよ。デパートのイズミて、昔有名だったもんで、そこが今、広島の西区で頑張ってやっていて、店舗の中に150店舗ほど入っています。売り出しもかかっている中で、そこのショッピングモールの誘致というのも考えてもらったらと。名前を言っておきますけども、レクトです。それをまた誘致のほうで動いてもらったらというように思います。  それと、産業部の中で、小型の店舗とかそういうのんで、以前からスシローも来年の1月中旬ごろにオープンするという形になりました。後もユニクロとの共同で、同じ店舗になりますGUとか、ああいうところも一応お願いしてますけど、GUに関してはいまだに返答がないということです。以前から言っていますユニクロなんですけど、ユニクロの問題もなかなか私は難しいと思いましたけど、兵庫県知事がこれを私が話をするということで、いまだに話が聞こえてきませんけど、兵庫県知事がそこまで言われたんであれば、県として結果を出してもらいたいんですよ。コストコの話は今現在どういうふうな状況になっているか、ご存じじゃありませんか。 ○議長(龍田 惇議員)  総務部長。 ○総務部長(井上彰悟君)  今現在、知事とその後の話はしておりませんけれども、非常に規模的な面積はあったんですけれども、人口規模によって、そしてコストコの意思ですね、コストコ本社の意思がない。 ○1番(楠 明廣議員)  そんなことは分かっとんや。 ○総務部長(井上彰悟君)  今、県知事は持っていこうとされとったわけですけれども、それは今現在は断念されておるというふうに伺っております。 ○議長(龍田 惇議員)  1番楠明廣議員。 ○1番(楠 明廣議員)  だから、そのときに県が企業庁が言ったんですよ。私はもうはっきり言って、この状況だったら諦めたほうがいいん違うかということを言ったんやけど、県として兵庫県知事が話する言うから、当然うちが兵庫県知事の立場だったら、私だったらそれの上の話ができるんですよ。私の立場やから、それから上の話ができないから、当然、県知事が以前から言われとうコビントン市との姉妹提携のときでも、条件付きで私らよくね、市長、前も言ってましたね。  コビントン市の隣のシアトルにコストコの本社がある中で、当然友好姉妹提携をしながらシアトルのほうのコストコの本社と協議しながら進めてもらうということの条件で、私ら姉妹提携をお願いしたみたいなもんで、こんなもんだったら、別にコビントンとせんでも、前から言うてるようなグアム島だったら皆簡単に旅に出れるし、英語もしゃべれて、一応グアム語のなまりがあるけども、やっぱり利用しやすいところとかへ皆行ってもらって喜んでもらえるところ。  グアムなんかでも今ごっつい発展して本当に先進的な水族館もできてきてね、ご存じですか。海底に潜ったような感じで、建物の中を歩いても海底を歩いているのと一緒ですよ。そんなとこへおもしろいものを作ったりしとんですね。だから、やるんだったらグアム島とのあれ、今からやってもうてもええんやけどね、話、また、私も言いますけど。だから、もっと利用しやすいね。  サンフランシスコの問題、大阪市が言ってますけど、慰安婦の問題どうこう、ああいうことをやったから。今まで大阪市がサンフランシスコと友好姉妹提携して何の得があったんですかいうことなんですね。コビントンとたつの市は何が得があるんか。グアムと姉妹提携して何が得になるんかということは、大体皆さんだったら考えたら分かると思いますけどね。そういったこともやはり本当に市民の人に喜んでもらえるようなことを考えてもらったらというように思います。  せやから、以前から言ってますような、この間のうち3店舗ほど、多文化共生でこちらに来られている国の方がいろんな料理を作られて喜んでもらっていたというのも新聞で確認しましたけどね。どうでしたか。 ○議長(龍田 惇議員)  ふるさと創生部長。 ○ふるさと創生部長(連佛忠司君)  国際姉妹都市提携のコビントンとのいうふうなことまで話は及んだんですけども、先ほど答弁いたしましたとおり、たつの市としましては、多文化共生ということでコビントンのほうに中学生を毎年10名派遣をして、いろんなホームステイあるいは今議員が言われましたように、シアトルのまちも見たりしてというような形、ワシントン大学、州立大学とか、そういったところも見学していくことで、中学生の視野、見聞を広めて国際感覚を養うというふうな形で事業を進めております。
     そうした中、一つの先ほども言いました、WAO楽しもう国際交流フェスティバルも今年で2回目を迎え、さらにバージョンアップをしまして、トルコのケバブとかいうふうな料理も新たに加わり、JICAの協力も得て国際感覚を磨いていこうという形で、先ほども言いましたけども、徐々に相乗効果というか、いろんな国際交流協会との連携も深まっておりますし、そういった市民へのさらにPRをして国際感覚を養っていきたいというふうに考えております。 ○議長(龍田 惇議員)  1番楠明廣議員。 ○1番(楠 明廣議員)  そのやり方で、今30カ国ぐらいだったのか、24カ国ぐらいでしたか、たつの市に住んでおられるのは。 ○議長(龍田 惇議員)  ふるさと創生部長。 ○ふるさと創生部長(連佛忠司君)  現在は21カ国、493名でございます。 ○議長(龍田 惇議員)  1番楠明廣議員。 ○1番(楠 明廣議員)  今から1年以内に21カ国行くいうたら難しいんですよ。21カ国の方と友達になれて、21カ国の中で言葉が何カ国に分かれているのか知りませんけど、6カ国語しゃべれる、7カ国語しゃべれるいうたら、一般ではなかなか難しい問題がありますけども、そういったことを自然に身につけられるということで多文化共生という話の中で、私が以前から言ってますように、実高の跡地なんか、ああいうところで商売をしたいという現地の人の奥さんなりに出てもらって、そこで現地の言葉で交流を交わしながら覚えてもらうと。  だから、以前から言っていますが、若い子が今度どこどこの国へ行くんやけどと1人の男の子が思ったけど、行ったことないし不安やと。せやけど、そこへ行ったらその人が店をやっておられると。そこへ行って一遍、下調べで行こかいうたら、それで身近になってくるんですよ。そこで言葉も覚えようとするわけです。21カ国の言葉を覚えようと思ったら、そこに昔あったでしょ、屋台村ね、ああいうイメージで考えてもらったらいいわけです。そういう店を小さい1坪か2坪ほどのスペースでそういった方にやってもらうということで、行きやすいし、その国の言葉も覚えやすい。これはこの近隣の西播磨から中播磨から皆来ますよ。そういうことをやればね。だから、そういったことで交流が深まるということで私はプラスやと思うんですけどね。21カ国の方が、それやったらたつの市へ来よかというきっかけにもなると思うんです。そういったことを本当に前向きに考えてもらいたいです。どうですか。 ○議長(龍田 惇議員)  ふるさと創生部長。 ○ふるさと創生部長(連佛忠司君)  楠議員おっしゃるとおり、先ほども徐々に在住外国人の人数も増えてきていると。国の数は増えたり、減ったりという形の変動はございますけれども、正直、今残念ながら493名の方の例えば親の方とか、そういった大人の方の就労状況とか、そういったものは把握できておりません。そういった方がお店を創業したいとか、あるいはイベントに参加をしたいとかいうふうな意向調査は今後必要になってくるかと思います。そういったことでたつの市民としてそういう交流がさらに深まればいいなというふうな形で考えております。 ○議長(龍田 惇議員)  1番楠明廣議員。 ○1番(楠 明廣議員)  今後人口を増やしていくビジョンの中で、健康福祉部長のほうに飛びますけども、若い夫婦の方はまさに女の人ですね、この話の最初に女性の喜ぶまちづくりということで、結婚して各家庭でリードされるのは皆女性の方なんですよね。今の男の子いうたら、やっぱり女の人の意見をよく聞いて、だから、ここはおもしろくない、何ぼたつの市に住んでいても、ここは利便性が悪い。せやけど、あそこの店舗、大津イオンの近所が、ちょっと行ったらそこに何でもあるから、そこの隣に越したいと言われたら、そこへ行こうとするんです。こういうのんやからその地域は増えていくんです。  それを今たつの市において、女性が住みよいまちづくり、喜ぶまちづくりいうのは、そういう女性目線の中で住みよいまちというものを考えてもらうことによって、男の人も家族がそこへ来るわけなんですよ。そのまちづくりを考えていかないと、利便性のええとこへ皆、若い子が出て行ってしまいます。  その中で戻すために、また住宅の話になるけども、都市建設部長、6万人というような人口を維持するようなことを言われたけども、私らの考え方というのは、今現在7万人であれば7万人以上にしたいんですよ。減らすのを目的で動くんじゃなしに、維持をするのが目的じゃなく、増やす方法でいきたいんですよ。増えているところが何ぼでもあるでしょう、日本国内に。なぜ、下ばっかり見るんですか。上を見ていかないと絶対無理ですよ。  だから、聞いてください、若い人に。どういう住宅があれば、安い価格で住宅がどういう場所にどういう住宅があれば入ってくるかと。今の状況で、日山住宅を聞かれたのは、住んでおられる方に聞いておられるだけでしょう。住んでおられる方は、そこで自分のライフスタイル、基盤が決まっているから、今からほかのところへ行って仕事に行くにしても遠ければ困るんやから。やっぱり自分でこの土地におりたいというのは、自然の形ですよ。  だけど、今現在、姫路なり大阪なり神戸なり赤穂なり、県外に住んでおられる方も、利便性がええんであれば、ここへ帰ってきよかという人を求めていかなあかんのんですよ。今、言われることで、6万人本当に維持て、こんな私低いレベルで納得したくないんやけども、増やす方向で考えてもらいたいいうことなんですよ。  それから、どういうふうにやれば増えると思われますか。 ○議長(龍田 惇議員)  都市建設部長。 ○都市建設部長(野本浩二君)  確かに人口維持あるいは増やしていくにつきましては、市民の目線に立ちまして、当然市営住宅になれば家賃の低減化ですね、そのあたりも視野に入れた上で快適な住宅を目指すことであるべきものと考えております。 ○議長(龍田 惇議員)  1番楠明廣議員。 ○1番(楠 明廣議員)  要するに、今回の一般質問の全体の中で、この全体のことを最初に答弁されたことによって、全部たつの市の活性化なり、そういうことが守っていけるんかということを問いたいんですよ。だから、全部省略してでもいいんですよ。答弁1つにまとまればええからね。だから、まず第一に限界集落とか、今後人を増やすに当たってどうやっていくかという話に戻りますけども、そういうふうになったときに、地域によって差があるわけなんです。御津、揖保川、龍野、新宮ていろいろ地域によって差があります。そういった中で、田舎もあれば海辺もあるわけなんですよ。そういったことを段階の中で、人を地域によってばかにするということを、こんなことあってもいいことですか、教育長職務代理者。 ○議長(龍田 惇議員)  教育長職務代理者。 ○教育委員会教育長職務代理者(湯本浩一君)  人権教育の見地から申しまして、そういうことはあってはならない状態と申し上げます。 ○議長(龍田 惇議員)  1番楠明廣議員。 ○1番(楠 明廣議員)  そういうことなんですね。だから、今の時代、この間も議員研修の中で同和差別ということで、ないと思っているのが、インターネットを通してああいう誹謗中傷が出ているということを見て驚いたということもこの間言いましたけどね。それもやりながら、まだそういった地域の格差を付けることで、田舎に住んでおれば恥ずかしいように持っていく人がいるんですよ。これ、はっきり言って職員でもいますよ。市民生活部長。だけど、市民生活部長、あなたは人権の担当でしょ。全部聞いてますよ。あなたの腹の中には地域を田舎のとこを、あんたらもようこんなとこ住んどんないうような考え方を持ってるんでしょう、あなた。あなた、人に言っているでしょう。 ○議長(龍田 惇議員)  市民生活部長。 ○市民生活部長(家 宏行君)  何のことをおっしゃっているのかちょっと分かりかねるんですけど。 ○議長(龍田 惇議員)  1番楠明廣議員。 ○1番(楠 明廣議員)  議会の中ではこれぐらいにしといて、ほな議会が終わってから本人を連れて来て一遍、言いましょか。あなたは今そうやって何のことか分からんと言われたけども、そのときにすいまへんでしたというようなことを言うんだった、それか、その関連で、いや、そんなことを言うてませんいうたら、あなた恥かきまっせ。部長の立場で。そんなことであなたが人権の、この間もあなたも動きが悪いとそのときは思わなんだんです。それから後に入ってきたんやけども。その考え方を持っとったら、人権の担当の部長としてできるんですか、それ。改善できますか。今現在、市の人権に携わっている方は前向きに動いておられるけど、この間の結論としては、法務局の動きが遅いんですよ。だけど、この法務局の動きを結果出さすに、あなたもっと力を入れてやりなさいよ。できるんですか。 ○議長(龍田 惇議員)  市民生活部長。 ○市民生活部長(家 宏行君)  法務局のほうで、この間お答えしましたのは、法務局の動きは人権侵犯として取り扱いますということで、先日も確認したところでございます。今の問題は、書き込みがあった場合、市のほうが直接的にたつの市の場合は、まだプロバイダーのほうに削除要請とかできてないと。そういったところをもう既にやってる県下の市もありますんで、姫路市とか、そういったところは取り込んでいって情報収集しまして、直接できるようなほうに持っていきたいという趣旨の答弁をしたつもりでございます。 ○議長(龍田 惇議員)  1番楠明廣議員。 ○1番(楠 明廣議員)  世間ではパワハラやセクハラやいう言葉が通って、あのことが問題で事件になる、あれは処罰されることになっているでしょうが。なぜ同和教育でその人権のほうが処罰されないんですか。あなたどう思われますか。 ○議長(龍田 惇議員)  市民生活部長。 ○市民生活部長(家 宏行君)  先ほどの例えばインターネットの例でいいますと、前に私が言論の自由とかを言ったところで、議員のほうから、そういったことを言っておればなかなかできないんじゃないかということをおっしゃった記憶があるんですけど、まさにその辺が書き込み方も直接的に差別的な用語を回避するような書き込み方もございますのでね。その辺のところで、こういったところが明らかに差別用語やとか、といったようなところが特定する仕方とか、そういったところもございますんで、その辺のところのノウハウとかをしっかりと勉強した上でプロバイダーのほうにいけるかどうかというところも検討していかなあかん事項でありますんで、そういった意味での研修、研究、情報収集という意味でございます。 ○議長(龍田 惇議員)  1番楠明廣議員。 ○1番(楠 明廣議員)  市民生活部長はそういったことを、人の人権にかかわることをなくそうという意思はあるんですか、ないんですか。 ○議長(龍田 惇議員)  市民生活部長
    市民生活部長(家 宏行君)  それはもちろんございます。頑張って取り組んで、あと3カ月か4カ月しかございませんけども。継続して研究してやっていくつもりでございます。 ○議長(龍田 惇議員)  1番楠明廣議員。 ○1番(楠 明廣議員)  2カ月や3カ月ほどで結果出るんですか。 ○議長(龍田 惇議員)  市民生活部長。 ○市民生活部長(家 宏行君)  これは結果がすぐ出るいうもんとは限りませんよね。ただ、取り組んでいかないとなくならないということは確かでございますので、その辺のところです。 ○議長(龍田 惇議員)  1番楠明廣議員。 ○1番(楠 明廣議員)  そのとおりですよ。だけど、あなたの動きは全部見えてるんやから、どこまで頑張ったんかという結果ですよ。それを分かるようにやってくださいよ。分かりましたか。 ○議長(龍田 惇議員)  市民生活部長。 ○市民生活部長(家 宏行君)  なるべく結果が見えるような、説明できるような方向で取り組みます。 ○議長(龍田 惇議員)  1番楠明廣議員。 ○1番(楠 明廣議員)  その方向いうか、結果の出し方が分からないんであれば、部長級、皆、退職したら功労者になるんですよ。撤回せなあかんで。自分が何の功績を、私、何も功績出してないから、私は部長を務めてるだけやけど、結果出してないから私はよう受けませんて、引っ込めなあかんで。ええ方向で動いた、一生懸命努力してやったということは、私らは分かれば認めますよ。自分でやっぱり下がらなあかん。結果を出せる人間になろうということを皆さん頑張ってやってもらいたいというように思います。  農振農用地の除外ですけども、要するに大型ショッピングモールが欲しいという話の中で、大型のショッピングモールが誘致できる場所いうたら、これにも言ってますように、龍野インターから南になるんですよね。そこの部分しかもうないんです、あれだけの場所がとれる。それと、立地条件として高速の竜野太子バイパスの間ですからね。あそこの周りが発展していけば、当然、近隣の住宅地というのは、中でも空いたとこぽつん、ぽつんあるとこが住宅が広がっていきます。だから、そういうまちづくりということを考えていかないと、今のままのことを建設部長が言っていた、日山に住宅を建ててという、それではちょっと無理ですよ。  だから、日山は日山で住まわれる方のために置いておいてあげたらいいわけです。だから、いかにそういう宅地を買うんじゃなくて、農地なり雑種地なり、竹やぶいうたら雑種地になるんかな。分からんけど。そんな感じの安い土地を買って、利便性のいいとこで暮らしてもらうというように考えていかないとだめやと思います。  要するに、福田、以前、阿曽の近辺に竹やぶがあって、そこが林田川沿いでいいと思ったら、あれ太子なんですね、全部。それだったら福田のインターから西向いて、バイパス沿いに行ってもらったらどこまで、広山の地域になるんか分かりませんけども、どこまでがたつのの土地かというのが分からないんですよ。また、それがどこまでたつのの土地かというのを一遍ちょっと地図に落として見せてくださいよ。忘れるからね、私も。よろしくお願いします。 ○議長(龍田 惇議員)  都市建設部長。 ○都市建設部長(野本浩二君)  竹やぶの件につきましては、それは一つの宿題として受けとめておきます。  それと、先ほどの説明の中で1点、説明不足だったところを加えて説明させていただきたいんですけども、今までの都市計画のマスタープランいいますのは、あくまでも人口増加や地域の成長、拡大が前提となるもとで都市の将来像を見込んでいたと。ところが、ここ最近になって人口減少を真正面から受けとめるといったことから、市町村のマスタープランを立地適正化計画といって、市街化区域のコンパクト化シティですね、コンパクト化を目指しているわけなんです。  したがって、これからは何が何でも社会資本整備を整備していくんじゃなしに、むしろ都市をマネジメントしていくといった新たな視点に立ちまして取り組んでいくといったことが、今からの都市計画であるということで、都市再生整備特別措置法の中でもうたわれておりまして、本市におきましても、立地適正化計画の中でそういった形で市のコンパクト化を進めているところでございます。  それと、県のマスタープランの中で将来の地域像、その中でたつの市におきましては、本竜野駅から竜野インターチェンジ、この間について都市化の充実化を図ると、そこまで具体化で書かれているわけなんです。  したがって、県との整合につきましても、先般協議を進めているわけなんですけども、なかなか県のほうが県のマスタープランを指針としたものを本市のマスタープランとするというものというふうにうたわれておりますので、なかなか難しいところがございます。一応そういうことも議員のほうには腹に入れておいてもらいたいわけです。  以上でございます。 ○議長(龍田 惇議員)  1番楠明廣議員。 ○1番(楠 明廣議員)  今の県がこういう規制をやっているという話もありますけども、その規制を今の時代に合わした規制であればいいんですけど、時代にそぐわない規制だから、それをいまだに県が重んじてそれから変えないというんであれば、人口減少してもっとたつの市が寂れてしまっても誰が助けてくれるんですか。県は助けてくれるんですか。そんなもん、コストコ呼んで来い言うたってよう呼ばんような知事が何ができるんでっか。私が知事になるんだったら、体張ってやりまっせ、何でも。  だから、今回のJRの問題でもありますけど、永富議員のほうから出てましたけども、この問題に対しても、JRの関係、姫新線の問題、山陽本線の問題、これ全体で市長、もしあれだったら、そういった対策協議会というものを立ち上げてもらったら、ぜひ、私、入れてもらったらJRでも何でも交渉に行きますんで、もし動き出したら2年以内に結果出すようにしますけどね。  それも一緒ですけども、やっぱりまちに合った規制、条例に変えていかないと難しいですよ。だから、今のコンパクトシティの問題、会派からも来とんやけども、そういうコンパクトシティいうのんは、狭いまちでこういうふうな形で丸いコンパクトシティ、これの中で輪を書いて1つのバスだったら合理性を重視しながらやっていくのが、時間がないからまとめて言うんやけども。  要するに、この地域は1市3町が合併しとうから、たつの市内だけ良うなってもだめなんですよ。だから、それの中で播磨新宮地域、揖保川の地域、御津地域を考えるということをコンパクトシティも新たにそれ本当にほかの地域でやろう思ったら費用かかりますよ。言うは簡単ですわ。本当に皆さん地域の人に喜んでもらえるコンパクトシティを作るんであれば、お金はかかります。また、ゆっくり話しましょうか。時間も4分ほど残して、今日はこれぐらいにしときますけど、よろしくお願いします。 ○議長(龍田 惇議員)  ここで、暫時休憩をいたします。  再開は14時5分。             休   憩  午後 1時55分             再   開  午後 2時05分 ○議長(龍田 惇議員)  休憩前に引き続き、会議を再開いたします。  次に、8番原田研一議員。 ○8番(原田研一議員)(登壇)  お許しを得ましたんで、通告に従いまして一般質問させていただきます。  本日、私は龍野地区の重伝建地区選定の取組についてお伺いをいたします。  龍野地区におきましては、昨年度から住民と行政が一体となって、国、担当官庁は文化庁でありますけども、文化庁の重伝建地区、正式には重要伝統的建造物群保存地区の選定に向け取り組んでおります。本年度は重伝建を目指す区域も決定をいたしまして、区域内の単位自治会において、随時、伝建制度の説明会が順次開催をされておりまして、住民合意に向けての取組がなされております。龍野地区の未来にとりまして、重伝建を核としたまちづくりが必須だと私は考えておりまして、市長が替わられまして、新しく新市長におかれましても、引き続き従来どおり取組をなされるかどうか、その所信をお伺いいたします。 ○議長(龍田 惇議員)  市長。 ○市長(山本 実君)(登壇)  8番原田研一議員のご質問の重伝建地区選定の取組についてお答えいたします。  議員ご高承のとおり、平成27年9月に龍野地区まちづくり協議会と龍野地区連合自治会の連名による伝統的建造物群保存調査実施に対する要望書の提出を受け、国の重要伝統的建造物群保存地区選定に向けて、平成28年度には保存対策調査のほか町並み保存やまちづくりに係る住民説明会やワークショップを実施いたしました。本年度は、調査結果を踏まえ、文化庁、兵庫県文化財課と調整しながら区域案を決定して、龍野地区の住民の皆様にお示しし、現在、区域内の住民合意に向けて重要伝統的建造物群保存地区制度の説明に取り組んでいるところでございます。  龍野地区の歴史的な町並みは、保存対策調査によって全国的に見て非常に貴重なものであることが裏づけされており、龍野地区のみならず、本市の貴重な地域資源であると認識いたしております。そして、その保存、活用を図ることが龍野地区の活性化、さらには本市の観光振興につながるものと考えております。  町並みの保存に当たっては、重要伝統的建造物群保存地区制度が最も有効な制度と考えており、平成31年度の選定を目指し、保存条例の制定、保存対策計画の策定、区域の都市計画決定に取り組んでまいりたいと存じます。しかしながら、重要伝統的建造物群保存地区に選定されますと、区域内の建造物などの外観の現状変更に規制がかかるなど、半永久的に住民の権利を制限することになるため、大多数の住民の合意がないと推進することができないものと考えております。そこで、自治会長など地区のリーダーの方々には、大変ご苦労をおかけしますが、地区住民総意による事業推進にご尽力いただきますようお願いをしているところでございますので、何とぞご理解を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(龍田 惇議員)  8番原田研一議員。 ○8番(原田研一議員)  ありがとうございます。新市長になっても積極的に伝建を進めていただくという言葉をいただきまして安堵いたしました。といいますのは、住民は市長が替わられて、この伝建の取組というのは、ご承知のようにもう随分長い、もう40年前からの取組でありまして、やっとここまで来たわけでありまして、栗原市長が伝建出発というゴーサインを出された中で市長が替わられて、住民としては非常に不安な気持ちでおられる方が多うございます。そんな中で、今市長がそうやって言っていただいて安堵して、そのことをまた持ち帰って伝えたいと思います。  市長として講演会の活動なり選挙運動、またオータムフェスティバルにも来ていただいたというふうに聞いておりますが、龍野のまちというのは歩いて回るといろんなことに気づかれる点があると思いますが、歩かれて率直な感想をお聞かせいただけたらありがたいと思います。 ○議長(龍田 惇議員)  市長。 ○市長(山本 実君)  確かに歩いてゆっくり回れるまちだなということは痛感します。私も龍野生まれの龍野育ちでございますんで、龍野のまちはよく知っておりまして、たくさんの文化財もありまして、本当にいいまちだなと思います。また、こういうことを友人等にそういう話もして、やはり龍野のまちはいいとこやなということも伺いましたんで、ぜひこのまま続けていきたいと思います。 ○議長(龍田 惇議員)  8番原田研一議員。 ○8番(原田研一議員)  ありがとうございます。本当に歩いて回れば気づく点、いろんないい面がありまして、まちの人も歩かないと分からない。車で通ったら気づかない点がいっぱいあって、本当に貴重ないい景観をなしていると思います。ここに昔、1982年に市のほうにもあると思いますが、歴史と文化の城下町龍野町並み保全再生に向けてということで調査をされます。伝建に向けての調査です。龍野市川西地区伝統的建造物群保存対策調査1982年、この中で、このときに今回の調査の外観のこちらの調査を京都府立大学の大場教授に頼まれたと思いますが、そのときに大場教授がここにも参加をされておりまして、そのときは大場先生は京都府立大学の住居学科の助手でありました。思い入れというのは、大場先生は非常に龍野のまちに対してあって、いい先生に調査を依頼していただいたと思います。去年、大場チームがまちを調査されまして、随分昔からいったら本当に今もいいまちですけども、その当時からいきますと、空き地も随分増えましたし、市の建物も随分潰れてきたのは事実であります。
     そんな中で、大場先生のこのまちに対する書簡ですね、価値とか、その辺について部長のほうからちょっと教えていただけたらと思います。 ○議長(龍田 惇議員)  ふるさと創生部長。 ○ふるさと創生部長(連佛忠司君)  先ほど原田議員からもありましたように、町並み保存に向けて40年近く前から取り組んでおられると。そうした中、先ほどもありましたけれども、京都府立大学の大場先生が助手のときからそういうふうな龍野に携われて約30年以上、龍野の町並みを見てこられました。そうした中、今年の5月にもふるさと龍野というふうな形で大場先生に町並みの調査結果を踏まえたご講演をしていただきました。  そうした中、全国に117ほど重要伝統的建造物群の地区指定がありますけれども、本当に龍野は横綱級ですよと、こんだけ町並みが残っている地域はほかにありませんよというふうなことで講演をされておられました。先ほど市長が答弁しましたように、平成28年度から重伝建に向けた取組ということで、市を挙げてまだまだ不十分かもしれませんが取り組んで、今後も31年を目標に取り組んでいきたいというふうに考えております。 ○議長(龍田 惇議員)  8番原田研一議員。 ○8番(原田研一議員)  ありがとうございます。さっき言われたように横綱級というお墨つきをいただいて、そういうことを当然、住民説明会の中でも説明をされていると思いますけども、市長が一番心配しておられる大多数の住民の合意というのは、この大多数というのは100%というのは難しいわけでありまして、基本的には従来の伝建地区で6、7割の合意で、合意というのはなかなか難しいので、今住んでおられる方の合意ということの中に、住んでられない権利者がいっぱいおられるわけです。そんな人の合意もとらないといけない中で、まちに対する認識というのは随分いろんな角度で違ってくると思います。  その辺も含めて、合意形成というのは当然一生懸命、まちのほうも協力をすると思いますけども、お願いしたいのは、要はここまできたら積極的に行政のほうが今言ったことをどんどんまちの中に入っていただいて、住民と直接対話を一生懸命していただくことによって、その辺を解決していけるんじゃないかと思います。  35年前ですか、頓挫をしていますけども、その当時と比べましてまちの大所の反対もありませんし、総論でいきますと反対意見というのはほとんどありませんね。各論の個人の人は反対はあるでしょう、確かに。自分の法的規制がかかりますけども、でも、法的規制がかかることが果たしてマイナスかどうかといえば、法的規制がかかることによってプラスの面のほうがずっと多いと思います。補助金の話もあるし、当然市としては固定資産税の減免とかも考えておられるでしょうし、伝建地区になったからといって、今百十何カ所と部長言われましたけども、そこで資産価値が下がったというような例は余りおりませんし、にぎわいが外来者が増えてきたというまちのほうが多いというのが現実だと思います。  ちなみに、よくご承知だと思いますけども、兵庫県におきましては伝建地区といいますのは、神戸の異人館があります北野町と但馬の出石、豊岡市の出石、それと丹波篠山です。篠山は、隣の福住地区というところも伝建地区に後でなってまして、篠山は2カ所あります。  そして、突如として養父市大家地区というのが5、6年前から手を挙げて、去年ですか、平成29年7月に伝建地区になっているという中で、県の文化財課もぜひ龍野頑張りやということは内々には随分昔からも聞いてますし、文化庁の調査官も公式には龍野には来れませんけれども、お忍びで各地でいろんな行事で行かれるときに龍野に寄られて、まだまだ伝建、頑張ったらいけるでというようなことも内々には聞いております。  そんな中で、要はもうここまできたらスピードを上げる、スピードを上げるということが一番でありまして、これは行政と市民が十分にタッグを組めばスピード感が上がっていくと思いますので、ぜひタッグを組んで市長の考えを聞きましたんで、部長の決意をお聞かせください。 ○議長(龍田 惇議員)  ふるさと創生部長。 ○ふるさと創生部長(連佛忠司君)  原田議員おっしゃられますように、非常に龍野地区の地域活性化においては町並みを活用した重伝建の推進というのは必要不可欠というふうなことで認識をしております。  そういったことで市長とも協議をするわけですけれども、市長ができるだけそういう同意率を高めなさいという意味には、それは同意をもらうにおいても、やはり地元のそういった方々の理解、そして今、原田議員がおっしゃられました空き家とか、そういった地区外に出られておられる方もありますので、そういった方の相談窓口という形で期間を設けて龍野地区に職員がずっとじゃないですけども、期間を設けて相談会を受け付けたりというふうなことも考えてはおります。  しかしながら、選定後のその建物を修復したり、空き店舗を例えば活性化するなりというふうなことをしっかり地元を中心に考えていかないと、選定はできた、なかなか観光客の交流が図られないというふうなことも考えられますので、そういった意味合いで地元の同意をとりなさいよということで考えております。  それでスピーディにとおっしゃいますけれども、できるだけ早く、推進の方からはまたよそに先を越されたなあということもよく言われてますけれども、こちらとしましては、今後の予定としては、先ほど原田議員がおっしゃられました重伝建地区の8自治会にさらにそういった説明にもう一度入っていく、まだ1回も入っていないところもありますので、入っていき、2回目も入りというふうなことを進めもって、30年度に保存条例の制定、保存対策計画の策定、区域の都市計画決定、あるいはまた特定物件の実測調査、そういったことも踏まえもって31年にそういった申請を上げて、認定をもらおうというふうな形で進めておりますので、ご理解をいただきたいと思います。 ○議長(龍田 惇議員)  8番原田研一議員。 ○8番(原田研一議員)  ありがとうございます。ぜひスピードを上げてやっていただきたいと思います。スピードアップには、要はまち未来創造課の伝建担当の人も増やしていただかないといけないでしょうし、また、そういったことは同僚の議員が明日、もっと詳しく質問させていただく段取りでありますけども、さっき市長も触れられましたけども、伝建地区の制度フローチャート、すごく住民のやることもいっぱいありますけども、市のやることはすごくいっぱいあると思いますけども、さっき部長が言われましたけども、何よりも先に条例の制定というのが非常に大事だと思います。条例の制定をされることによって、住民は本当に当然今も行政は本気なんですけども、きちっとこういうふうになるんだなということを安心して納得がいく、合意形成については条例の制定のほうが私は先にあってもしかるべきだと思っています。そういったことで、条例制定を大至急やっていただきたいというのは、住民の合意形成と同時進行でなくて、条例制定が先にあるべきだというふうに私は思っておりますが、その辺についてのお考えはどうでしょうか。 ○議長(龍田 惇議員)  ふるさと創生部長。 ○ふるさと創生部長(連佛忠司君)  確かに条例を制定して、それぞれ地域住民あるいは市民全体に龍野地区の町並み保存についての理解を求めるというふうなことは重要なことかと考えております。しかしながら、そこら辺は私も事務の流れというのを十分熟知はしておりませんけれども、それぞれ地元のまちづくり協議会、あるいは地元の伝建部会の方々のお智恵を借りもって、また推進委員の方のお智恵も借りもって、そういった機運の盛り上がりということも踏まえて判断をしていきたいと考えております。 ○議長(龍田 惇議員)  8番原田研一議員。 ○8番(原田研一議員)  ぜひ、まちと十分に何度もくどいですけれども、連携を十分にとっていただいて進めていただきたいと思います。やっぱり龍野の町並みというのは、たつの市にとっても宝だと思います。そんな中で、たつの市の未来を考えていく上でも、核となる部分が伝建地区になるということは全国に発信をできる。部長も言われましたが117カ所しかないわけでありまして、なりたくてもなれないところがいっぱいあるわけでありますし、合意形成がとれなくて残念ながら諦めた地区もいっぱいあります。  そんな中で、龍野地区というのはこれほど頓挫したにもかかわらず、住民がもう一回やろうということで伝建部会を作り、市にもお願いをして龍野地区は18自治会ありますが、その中で伝建地区になるのは8自治会ですけども、18自治会の自治会長名と、まちづくり協議会の理事全員で要望書を出してお願いをさせていただいたということはすごく重要なことだと思ってまして、そのことは市長もさっきの答弁で理解をしていただいているということがよく分かりました。くどいようですけど、龍野の宝を何とか全国に発信できるのをスピードアップをもってやっていただきたいということをお願いしまして、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(龍田 惇議員)  以上で、本日の日程は終了いたしました。  なお、次の本会議は、明日12月15日午前10時より開議いたしますので、よろしくお願いいたします。                 散 会 宣 告 ○議長(龍田 惇議員)  本日は、これをもって散会いたします。  皆様、お疲れさまでした。             散   会  午後 2時26分  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。  平成29年12月14日                     たつの市議会議長  龍 田   惇                     会議録署名議員   楠   明 廣                     会議録署名議員   木 南 裕 樹...